油は腐るとどうなってしまうのか、
イマイチよくわかりませんよね。
そもそも油って腐るものなんでしょうか?
腐ってしまった油は
見分けがつくものなのかも気になります。
そこで今回は、油は腐るとどうなるか、
油の賞味期限や腐った時の状態を
詳しく解説していきます。
油はどのくらいで腐る?賞味期限切れはまだ大丈夫?どれくらいで腐るの?
まず、油は腐るというより、
空気に触れて酸化してしまう、
といった表現をした方が適切ですね。
それでは、油は一体どのくらいで、
酸化してしまうんでしょうか?
基本的に、食用の油は賞味期限が短くて1年、
長くて2年となっているんですよ。
つまり商品によっては、1年以上経った油は、
もう賞味期限が切れてしまっている
場合もあるということですね。
ですが、賞味期限切れになった油は、
まだ料理に使えないこともないです。
特に未開封の食用油なのでしたら、
賞味期限が切れてしまっていても、
料理に使える場合が多いんですよね。
ただし、油の臭いや、
色などに変化がない場合のみ、
賞味期限切れになっていても、
料理に使えるんですよ。
もし油に何か異変があるのでしたら、
もったいなくても、
処分してしまった方がいいでしょう。
というのも、
油の色やニオイに異変がある場合は、
腐る、つまり酸化してしまっていることが多いので、
すぐに捨てるのがベストなんです。
ちなみに賞味期限以内であったとしても、
油は開封したら、
なるべくは早めに使い切るようにしましょう。
1度開封してしまうと、
油は空気に触れやすくなり、
どんどん酸化が
進んでしまうことがあります。
油もやっぱり鮮度が良い方が、
料理も美味しくなるので、
ぜひ油は早めに使い切ってくださいね!
といっても、お歳暮やお中元などで、
たくさん油をもらった時などって、
すぐに使い切れないことが多いですよね…。
筆者も義実家から、
お歳暮にもらった油を
おすそ分けされたことがあるんですが、
やっぱり使い切れずに、
賞味期限を切らして、
しまったことがよくあります。
でも、先ほども説明したように、
油に異変がなければ、
賞味期限切れでも、
料理に使えないことはないので、
普通に筆者は料理に、
賞味期限切れの食用油を使っていました。
ただし、あくまでも、
賞味期限切れの油を使うのは、
自己責任なので、ご注意くださいね!
そしてもし、油に異変がある場合は、
絶対に使わないようにしましょう。
油は腐るとどうなる?腐った状態の見分け方は?見た目で分かる?
それでは、油は腐ってしまうと、
どのような状態になるのでしょうか?
油が腐った状態の見分け方は?
油が腐る、つまり酸化して古くなってしまうと、
嫌な臭いがしたり、色が濃くなったり、
粘りが出るようになります。
また、腐ってしまった油を、
鍋やフライパンなどに入れると、
泡立つこともあるので、
もし、これらのような状態が
見られるのでしたら、
油を料理に使わずに、
捨ててしまうようにしましょう!
特に色の濃さやニオイで、
油が腐っているかどうか、
判断をしていくといいですよ。
油は古くなると、
特に変なニオイがするようになるので、
ニオイをチェックしてみれば、
すぐにわかります。
また、色も新しい油と比べて、
かなり濃くなっている場合も多いので、
見た目で油が腐っているかどうか、
判断する基準になるでしょう。
腐ってしまった油の捨て方
ちなみに、古くなった油は、
そのままボトルごと捨てるのは当然NG!
必ずボトルと中身の油を
分けて捨てるようにしましょう。
腐ってしまった油の捨て方としては、
ビニール袋に古紙やちり紙を敷き詰めて、
その中に油を注いで吸わせるようにしてください。
そしてビニール袋の口をしっかり閉じて、
可燃ゴミとして処分しましょう。
ボトルは住んでいる地域のゴミ分別方法通りに、
分別して捨てるようにするといいですよ。
くれぐれも油が入ったまま、
油のボトルを捨ててしまうことの
ないようにしてくださいね。
また、油の処分をする時は、
近くに火気がないか、
十分に注意をすること。
そうすれば安全に油の処分が出来るので、
ぜひ覚えておいてくださいね。
「油は腐るとどうなる?賞味期限切れはまだ大丈夫?どれくらいで腐るの?」のまとめ
食用油の賞味期限は、
1年~2年のものが多いんですが、
賞味期限切れになったとしても、
油に異変がなければ、
料理に使えないこともないです。
ただし、賞味期限切れの油を使うのは、
あくまでも自己責任で。
また、油は腐ると変なニオイがしたり、
色が濃くなったり、
泡立つようになるので、
そうなっていたら必ず処分してくださいね。
出来れば油は開封したら、
早めに使い切るようにしましょう!
あの食べ物は腐るとどうなる?シリーズ