お菓子や料理で使ったり、
パンに塗って美味しく食べる事が出来る
バターは人気の調味料です。
しかし、バターとよく似た
マーガリンと比べると金額が高いため、
思わず使う量を減らして
大事に食べていきたくなりますよね。
しかし、そうやって時間をかけて
じっくり消費しているといつの間にか
賞味期限切れになっていることもあります。
バターは乳製品なので、
賞味期限が切れているとなると
食べても大丈夫か心配になりますよね。
見た目に変化がなくても
食べてお腹を壊したら
大変なことになります。
しかし、そうはいっても
値段の高い貴重なバターを諦めて
捨てるのも気が引けます。
バターは賞味期限が切れてから
どの程度の期間であれば
食べていいのかも気になりますよね。
そこで、今回はバターの賞味期限についてと
腐った場合の見分け方について
ご紹介をしていきたいと思います。
バターは賞味期限切れでどうなる?まだ食べれるの?
多くのバターのパッケージには、
賞味期限が記載されています。
この賞味期限は、比較的痛みにくい
食品に記載されていることが多く、
美味しく食べられる期間のことを言います。
賞味期限切れでもある程度の期間は食べられる
そのため、この賞味期限が切れたからといって
すぐに腐るわけではありませんし、
ある程度の期間は、食べる事が出来ます。
(ただし、味や風味などが落ちている可能性はあります。)
バターは固形状の油であるため、
基本的にはカビが生えにくく
長期保存が可能な食材であるため、
比較的痛みにくい食品に分類をされています。
バターは溶けた状態だと傷みが早い
しかし、固形状の油であるため熱に弱く、
室温が18℃以上の場所に、
放置をしてしまうと溶けてしまい、
成分と脂が分離をしてしまいます。
バターは溶けてしまったら、
すぐに状態が悪くなり、
カビも生えてくるため、
保存温度には注意が必要です。
バターは口を付けたスプーンで触ると傷みが早くなる
また、たとえ室温に注意をしていても
口を付けたスプーンで触ってしまった場合、
その個所から急速に傷み始めるため、
バターには口を付けたスプーンを
使わないようにする必要があります。
バターの扱いに注意していた場合の日持ち
そんなバターは扱いに注意をしていて、
しっかりと保存をしていた場合は、
賞味期限が切れてから
未開封の状態であれば約半年、
開封後であれば2週間程度は、
食べる事が出来るとされています。
ただし、注意をしていても、
冷蔵庫の扉の開け閉めで、
庫内温度が上がって溶けていたり、
いつの間にか付着した水分などによって、
状態が悪くなる可能性は大いにあるため、
油断せずに早めに食べきるように心がけましょう。
バターは腐るとどうなる?どれくらいで腐るの?腐った状態の見分け方は?
バターは適切に管理をしている、
という条件であれば、
未開封の状態で約半年、
開封後であればおよそ2週間は、
賞味期限が切れてから、
食べる事が出来ると、
先ほどご紹介をしました。
しかし、そうはいっても、
やはり賞味期限が切れていると、
腐っていないか心配ですよね。
ですから、腐ったバターの見分け方を
知っておきたいところです。
そこで、ここではバターが腐るとどうなるか、
そして、その見分けるポイントについて、
ご紹介をさせて頂きます。
腐ったバターを見分けるポイントは見た目と臭い(匂い)
バターが腐っているか
どうかの見分け方として、
見た目と臭いで
簡単に判断する事が出来ます。
腐ったバターの見た目の特徴
まずは、見た目ですが、
バターの表面が明らかに、
白っぽくなっていたら注意が必要です。
これは表面に付着した水分などから、
カビが生えているかもしれないからです。
また、バターが溶けたように、
汁っぽくなっていた場合は、
食べないようにしましょう。
汁っぽくなっているバターは、
かなり腐敗が進んでいる可能性が高いからです。
腐ったバターの臭いの特徴
次に、臭いですが、
箱を開けた時に古い油、もしくは石油のような、
強烈で不快な臭いを感じたら要注意です。
バターに含まれる飽和脂肪酸が酸化してしまい、
強烈な臭いを放っているからです。
酸化した脂肪酸は、
悪玉コレステロールの原因にもなるため、
身体に非常に悪いです。
賞味期限が切れて腐ったバターは、
これらの見た目と臭いで簡単に判断が付くため、
少しでも違和感を感じたら、
食べないようにしましょう。
まとめ~バターはしっかりと保管して美味しく食べましょう!~
今回は、バターの賞味期限についてと、
腐った場合の見分け方について、
ご紹介をさせて頂きました。
バターはパンに塗るだけではなく、
料理やお菓子など様々な料理に、
使う事が出来る調味料です。
しかし、バターは溶けたら酸化しやすくなり、
周囲の食品の臭いを吸着してしまうため、
開封してから時間が経てば経つほど、
バターの風味や味が損なわれていきます。
マーガリンよりも、
高い金額で購入をしたバターが、
美味しくなかったら悲しいですよね。
バターは意外とデリケートな一面もあるため、
臭いの強い商品の近くに置かない事と、
保管する場所の温度にも注意が必要です。
また、バターに付属されている銀紙は、
品質を守る役割があります。
そのため、バターを切る時には一緒にカットし、
使わなかった箇所もしっかりと銀紙で包むようにした方が、
より良い状態で保管する事が出来ます。
せっかく買ったバターを、
無駄にしないように美味しく保存して、
しっかりと使い切るようにすることを、
オススメします。
あの食べ物は腐るとどうなる?シリーズ