全国で栽培され、
1年を通してお店で売られているため
私たちの食卓に馴染みのあるほうれん草。
ほうれん草の旬の時期は、
11月から1月のため、
冬の野菜ではありますが、
今では様々な品種が栽培されており、
時期に関係なく美味しく食べられる、
ほうれん草は非常に人気のある野菜です。
さらに、家庭菜園でも、
簡単に育てる事が出来るため、
趣味でほうれん草を育てている方も、
いらっしゃるのではないでしょうか。
そんなほうれん草を、
お店でまとめ買いをしたものの、
そのまま忘れてしまった
という経験をしたことはありませんか?
葉っぱが萎れていたり、
色が変わっていたりと様々ありますが、
ほうれん草は、
どの状態になったら腐っていて、
食べられないかは、
なかなか分からないですよね。
本当は食べられるにもかかわらず、
捨ててしまってはもったいないですし、
逆に腐っているのに、
食べてしまうと恐ろしいですよね。
そこで、今回は、
ほうれん草の腐った状態の見分け方と、
ほうれん草がどのくらいで腐るのか、
ほうれん草の保存期間について、
ご紹介をしていきたいと思います。
ほうれん草は腐るとどうなる?ほうれん草の腐った状態の見分け方は?見た目で分かる?
ほうれん草には、ビタミンCや、
鉄分などが豊富に含まれており、
健康にも良い野菜です。
ほうれん草が腐るとどんな状態になる?
ここでは、
そんなほうれん草が腐ると、
どうなるかについて、
ご紹介をしていきたいと思います。
ほうれん草は少しずつ劣化していく
ほうれん草は時間が経つにつれて、
少しずつ劣化していきます。
まず最初に、葉の水分が抜けて、
萎れてきます。
さらに時間が経つと、
葉や茎に色の濃い箇所が
出てくるようになります。
葉が萎れた状態と、
色の濃い部分が出てきた段階では、
色の濃い箇所さえ取り除けば、
まだ食べる事が出来ます。
腐って食べられない状態のほうれん草
しかし、さらに劣化が進むと、
もう食べられない状態になります。
葉が萎れたり色が変色した状態から、
さらに時間が経つと、
次第にほうれん草が溶けたり、
表面がネバネバするようになります。
また、茶色い汁や歯が黄色に変色します。
このような状態になったほうれん草は、
腐ってしまっているため、
決して食べないで、必ず捨ててください。
さらに、腐ったほうれん草からは、
不快になるほどの腐敗臭が発生してきます。
また、それでも気が付かずに、
調理をして口に入れると、
粘り気がある食感にもなります。
このような見た目、臭い、食感に、
気が付いたら、すぐに捨てましょう。
ほうれん草に限った話ではありませんが、
腐った野菜を食べると、
体調を崩す危険があるため、
注意が必要です。
ほうれん草の消費期限はどのくらい?ほうれん草はどれくらいで腐るの?
新鮮で状態の良い
生のほうれん草であれば、
消費期限は冷蔵保存4日前後、
と言われています。
また、茹でたほうれん草であれば
消費期限は冷蔵保存で約2日、
と言われています。
ですので、その期限を過ぎた、
ほうれん草は、腐ってしまう可能性が、
出てきますので、注意しましょう。
ほうれん草は冷凍保存で長持ちする
また、ほうれん草を
冷凍で保存した場合は、
酸化や乾燥、
酵素による分解を遅らせてくれるため、
およそ1~2カ月日持ちします。
ただし、冷凍庫を頻繁に開け閉めしていると
庫内温度が上がってしまって、
痛む危険、場合によっては腐る危険があるため、
1~2か月日持ちするとはいえ、
なるべく早くに食べてしまう事を
オススメします。
ほうれん草は常温だとほとんど日持ちせず腐りやすい
ほうれん草は、暑さと乾燥に非常に弱く、
保存に適していると言われる温度は0度です。
そのため、常温保存をした場合は、
冷蔵庫での保存よりも、
さらに短い期間で痛み始めて、
最悪の場合、腐ってしまうので、
買ったほうれん草は、
腐らせないためにも、
すぐに冷蔵庫か冷凍庫に
入れなければいけません。
意外と日持ちせず、
腐りやすいほうれん草は、
冷凍保存以外の方法での
長期保存にはあまり向いていません。
そのため、腐らせないためにも、
ほうれん草の買い溜めなどはせずに、
必要な時に必要な量を買って食べるか、
買ってすぐに冷凍保存をするのが
一番良い方法かもしれません。
まとめ~しっかりと見極めて腐ったほうれん草を回避しましょう!~
今回は、ほうれん草が腐った場合の
見分け方と消費期限について、
ご紹介をさせて頂きました。
ほうれん草を見ていると、
表面に白い粉が付着していたり、
根が赤くなっている
ほうれん草がある場合があります。
この白い粉や根の赤みを見て、
腐っていると勘違いされる方も、
いらっしゃいますが、
これらは腐っている
わけではないので、
安心をしてください。
白い粉は、
ほうれん草に含まれる
シュウ酸の結晶、
赤みは、ほうれん草の
鉄分などの栄養が豊富に詰まっている
証拠と言われています。
野菜などはどうなれば、
腐っているかが分からないと、
食べていいものなのか、
ダメなものなのかの判断が
しにくいものです。
今回ご紹介したお話で、
今後のほうれん草の見極めの
お役に立てれば幸いです。
あの食べ物は腐るとどうなる?シリーズ