しゃきしゃきとした歯応えと、
香ばしい風味が非常に魅力的な舞茸(マイタケ)。
そんな舞茸は、
炒めても天ぷらにしても、
美味しく食べられる食材として
大好きな方も多いはずです。
舞茸にはグアニル酸という、
旨味成分が含まれているため、
料理の味を奥深くしてくれます。
さらに、たんぱく質分解酵素もあるため、
お肉を柔らかくして、
美味しさを引き出すこともできるため、
他の食材と組み合わせることで、
その美味しさは何倍にもなります。
そんな魅力的な舞茸ですが、
使用頻度も高いためスーパーの特売日などで、
まとめ買いをする方も多いと思いますが、
買ったことを忘れて、
何日も放置してしまった、
という経験はありませんか?
そんな時は慌てて、
パッケージを確認するかと思いますが、
実は舞茸には賞味期限も消費期限も、
書かれていないことが多いのです。
これは、舞茸が生鮮食品であるため、
果物や野菜と同様に生ものとして、
扱われているからなのです。
野菜や果物では見た目や匂いで、
状態が悪くなっていることは分かりますが、
舞茸であればなかなかそうはいきませんよね。
そこで、今回は舞茸の消費期限や、
腐っているものの見分け方について、
ご紹介をしていきたいと思います。
舞茸の消費期限はどのくらい?舞茸はどれくらいで腐るの?
パッケージには消費期限も賞味期限も、
記載されていない舞茸ですが、
なんとなく日持ちしそうなイメージを、
持っている方も多いかもしれません。
しかし、意外と舞茸や、
その他のキノコ類は日持ちしないのです。
舞茸の場合は買ってきたままの状態で、
冷蔵保存した場合は、
だいたい3~4日程度しか持ちません。
また、舞茸を冷凍保存をした場合は
1ヶ月程度は持つと言われていますが、
可能な限り早く食べることをオススメします。
さらに、常温保存をした場合は、
冷蔵保存した場合より、
さらに保存期間が短くなるため、
舞茸を保存する場合は、
冷蔵か冷凍で保存したほうがいいのです。
このように、舞茸などのキノコ類は
日持ちをしないため、
まとめ買いには不向きな食材と言えます。
特売などで舞茸が安く売られていても
買いすぎには注意をしましょう。
舞茸が腐るとどうなる?腐った状態の見分け方は?見た目で分かる?
舞茸などのキノコ類は、
意外と日持ちしない、
ということは、
ご紹介させていただきましたが、
いつ買ったか分からない舞茸を、
発見した場合は困りますよね。
舞茸が腐った状態の見分け方
そこで、ここでは見た目で舞茸が、
腐っていないかの見分け方について
ご紹介をします。
まず、水っぽい汁が出ていたり、
溶けてぬめりが出ていた場合は注意が必要です。
水で洗っていないにも関わらず、
汁気を帯びてじっとりして、
さらに、それがぬめっていたら、
食べない方がいいかもしれません。
また、指や箸で触ってぐじゅぐじゅに、
溶けている場合は完全に腐っているため、
間違えて食べないようにしましょう。
次に、舞茸から酸っぱい臭いや不快になる臭いを
感じられた場合も腐っている可能性があります。
舞茸も他の食材と同様に、
腐るとツンとした異臭が発生するからです。
食材を捨てるのはもったいないと
罪悪感を感じるかもしれませんが、
ちょっとくらい状態が、
悪くなっていても問題ないと、
自己判断で食べて、
体調を崩してしまっては、
元も子もありません。
無理に食べても体調が悪くなるだけです。
少しでも怪しいと思ったら、
破棄をすることをオススメします。
ちなみに、買ったばかりの舞茸でも、
産毛のような白いカビみたいなものが、
付いていることがありますが、
これはカビではなく気中菌糸という、
キノコの一部のようなものなので、
これは食べても問題はないものです。
まとめ~舞茸は新鮮なうちに食べましょう!~
今回は舞茸の消費期限と保存方法、
腐った状態かの見分け方について、
ご紹介をさせて頂きました。
舞茸は風味も味も良く、
料理に使えばほかの食材の味も、
引き立たせてくれる万能な食材です。
しかし、そんな舞茸も鮮度がなくなっていくと、
味も香りも落ちてしまいます。
今は1年中手に入る上に、
季節関係なく美味しく食べられる舞茸ですが、
せっかく食べるのであれば、
新鮮なうちに美味しく食べたいものですよね。
キノコ類はあまり日持ちはしないため、
まとめ買いをせずに、
計画的に美味しく食べる事オススメします。
今回ご紹介させて頂いた内容によって、
皆様のキノコへの保存を考える、
何かのきっかけになれれば幸いです。
あの食べ物は腐るとどうなる?シリーズ