数の子って美味しいですよね。
数の子はおせちの定番ですが、
プチプチの食感でついそればっかり
食べてしまいますよね。
しかし、数の子って
食べ過ぎるとどうなるか、
知っていますか?
魚卵系ってなんだか食べ過ぎると
体に悪いイメージですし、
やはり食べ過ぎはよくないのでしょうか?
また、数の子を食べる際の量の目安や栄養、
成分などもこの際知っておきたいですよね。
ここでは、数の子を
食べ過ぎるとどうなるかや、
量の目安、栄養や成分などについて
詳しく説明をしたいと思います!
数の子の栄養や成分は?
まず、数の子とは一体何なのでしょうか?
数の子とは、ニシンの卵になります。
ニシンの卵をそのまま天日干しにして、
それを塩漬けにしたものになります。
ちなみに昆布には、
子持ち昆布というのがありますが、
あれは、ニシンが昆布に、
卵を産みつけたものになります。
ですので、子持ち昆布の
小さい卵も数の子ということにはなりますね。
では、数の子の栄養や成分は、
どうなのでしょうか?
数の子に限らず、
魚卵は食べ過ぎると、
コレステロールが気になると、
思われる方が多いかもしれません。
しかし、実際は、
数の子に含まれるコレステロールは、
鶏卵よりも少なく、
また他の魚卵に比べても少ないです。
また、EPA(エイコサペンタエン酸)、
DHA(ドコサヘキサエン酸)という、
栄養成分はご存知でしょうか?
このEPA、DHAは、
体内のコレステロールを吸収を防ぎ、
血糖値の上昇、
中性脂肪の上昇を抑えるなど、
メタボや生活習慣病予防として、
注目されています。
このEPA、DHAは
サバやイワシなどの
青魚に多く含まれているのを
ご存知の方も多いのでは
ないでしょうか?
最近、流行りのサバ缶にも、
このEPA、DHAを
書いてあるものがあります。
そしてこのEPAとDHAですが
何と数の子は、青魚よりも、
含有率が多いです。
ですので、高コレステロールで、
お悩みの方にも、
数の子はオススメと言えるでしょう。
他にも魚卵といえば、
プリン体成分を
思い浮かべる方も多いでしょう。
プリン体は、尿酸値の上昇を招き、
摂り過ぎると、
痛風の原因ともなります。
この痛風になるのが嫌で、
魚卵は食べないという人も、
いるかもしれませんが、
数の子の場合はプリン体は、
ごく僅かにしか入っていません。
プリン体は大体の食品に、
僅かには入っているものですので、
数の子のプリン体は、
気にする必要がありません。
このように意外と言っては
失礼かもしれませんが、
数の子は栄養成分豊富で、
健康にも良い食品と言えます。
数の子を食べ過ぎるとどうなる?健康に悪い?食べ過ぎの量の目安は?
そんな数の子ですが、
食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?
健康には悪いのでしょうか?
結論から言えば、
数の子を食べ過ぎると健康には悪いです。
数の子の場合、上記のように
プリン体は少ないですが、
数の子は塩漬けをしているので、
その分塩分はやはり多いです。
ですので、コレステロールや
尿酸値を気にしている人よりは
高血圧を気にしている人は注意が必要です。
また、食べる際に、
ただでさえ塩分が多いのに、
醤油などにつけると、
さらに塩分が加算されてしまうので、
食べる際には気をつけるようにしましょう。
また、どんな食品にも言えることですが、
基本健康に良いからと言って、
そればっかり食べていては
当然栄養が偏ります。
何事もバランスが大事なのは
言わずもがなですよね。
数の子を一日に食べ過ぎの量の目安としては
大体5本(50g)程度だと言えます。
意外に結構食べることができますね。
うまく数の子を食べる量を調節して、
美味しく健康的に過ごすようにしてくださいね!
「数の子を食べ過ぎるとどうなる?量の目安は?数の子の栄養や成分は?」のまとめ
数の子はお正月にしか
食べないイメージですが、
実は隠れた健康食品でもあります。
ですので、コレステロールや、
尿酸値を気にしている人にこそ、
実は数の子は食べてもらいたかったりします。
数の子はお正月にシーズン以外には、
なかなかスーパーに、
見かけることがないかもしれません。
ただ、食べようと思えば
ネットや松前漬け、
子持ち昆布などからでも
数の子は食べることができます。
ぜひ数の子をうまく食生活に取り入れて、
毎日健康的に過ごすようにしましょう!
あの食べ物は食べ過ぎるとどうなる?シリーズ