私たちの料理の薬味としても、
そして料理の1品や具材などでも
幅広く親しまれているネギ。
そんなどんな料理でも活躍する
美味しい野菜であるネギですが、
実は食べ過ぎることは
良くないと言われています。
美味しくてついついたくさん
食べてしまいたくなるネギが、
あまり多くの量を食べてはいけない
ということを知っている人は実は少ないです。
そこで、今回がネギを食べ過ぎると
どんなことが起こるのか、
どれくらいの量までならば
大丈夫かといったことについて
ご紹介をさせて頂きたいと思います。
ネギはどのくらいの量で食べ過ぎになる?
ネギは私たちの食卓に
欠かせない食材ですが、
食べ過ぎると身体を壊すと聞くと
不安にもなりますよね。
実は1日何本以上食べると
体調が悪くなるという
明確な基準はないのです。
そのため、ネギを1本分食べたら
体調を崩す方もいれば、
何本食べても影響がない
ということもあるため、
個人差があります。
ただし、ネギに含まれている成分によって
体調を崩すことが起こり得るため、
食べ過ぎないように気を付けることは大切です。
また、体調が悪い時やお子様などは
体調を壊しやすいため注意が必要です。
もしもネギを食べる前に不安があれば
事前に調理をするといいかもしれません。
その調理の仕方などに関しては
また後程ご紹介をさせて頂きたいと思います。
安心してネギを食べるためには
必要以上に食べ過ぎないこと、
そして調理をすることが大切なのです。
調理をしていないネギを
何本も食べ続けるといったことは
絶対にしないでくださいね。
ネギは食べ過ぎるとどうなる?下痢になる?おならがよく出る?
ネギは美味しいだけではなく、
私たちの健康にも良い食材です。
ネギには豊富なビタミンと
殺菌効果のあるアリシンという成分が
含まれています。
そのため、疲労回復効果や美容効果、
血行促進効果などに期待ができる食材です。
特に、アリシンの殺菌作用は
風邪の予防にも効果的とされているため、
風邪が流行する季節には
昔から重宝をされてきました。
しかし、この風邪の予防に効果的なアリシンが、
ネギを食べ過ぎることによって
引き起こされる体調不良の原因になるのです。
アリシンは殺菌作用があるため、
刺激が強い成分でもあります。
そのため、ネギを食べ過ぎると、
その刺激によって胃が荒れてしまい、
腹痛や下痢といった症状を引き起こしてしまいます。
さらに、アリシンには血液を拡張して
血流の流れを良くするという効果があるのですが、
食べ過ぎると広がりすぎた血管が
神経を圧迫してしまい、
頭痛を引き起こします。
そして、ネギの香りの成分は代謝しにくく、
匂いが残りやすいという特徴があります。
そのため、食べ過ぎると
口臭や体臭が気になってしまいます。
ネギを食べる時には体調が悪くて
胃腸が弱っている時は避けた方がいいかもしれません。
また、元々胃腸の弱い方やお子様にも
注意が必要な食材であるとも言えます。
ただし、アリシンは熱に弱いため、
過熱をして調理をするか、
食べる前に水でさらすことによって
アリシンを減少させることができます。
そのため、食べ過ぎる気はなくても
ネギによる体調悪化が気になる方は
事前に調理をしてみるといいかもしれません。
また、ネギを食べて臭いが気になる方は
牛乳を飲んでたんぱく質を摂取するか、
緑茶などのカテキンによって
臭いを抑えることができるので
併せてオススメします。
まとめ~健康に良い食材も食べ過ぎは体に毒!~
今回はネギを大量に食べると
どんなことになるのか、
どれくらいで体調を崩すのかについて
ご紹介をさせて頂きました。
ネギは焼いても煮ても美味しい食材で、
ついついたくさん食べてしまいがちな食材です。
さらに、風邪の予防や美容にも効果があると聞くと、
たくさん食べた方が効果的なのでは?
と考える方もいらっしゃると思います。
しかし、適量であれば
健康に良くても食べ過ぎは体に毒です。
これはネギ以外にも
どんなことにも言えることです。
そのため、美味しさや健康に注意を向けすぎて、
大量に食べて体調を崩さないように注意が必要です。
ネギは適量を食べて
美味しく健康になることが
最も良いことだと思います。
あの食べ物は食べ過ぎるとどうなる?シリーズ