じゃがいもの冷凍はふにゃふにゃでまずい?原因は何?対策方法はある?

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どんな料理とも相性がよく、
和食洋食問わずに様々な料理の
縁の下の力持ちとなるじゃがいも。

 

さらにじゃがいもは煮ても揚げても
美味しく食べることができるため、

サラダからグラタン、ポテトフライなど、
食卓では大活躍するという魅力的な食材です。

 

また、それだけではなく、
1年間を通して価格の変動も少なく、

どの時期でも美味しく食べられるうえ、
長期間の保存もできるという
良いところばかりでもあります。

 

しかし、そんなじゃがいもでも、
実は冷凍保存ができないという弱点があります。

買い込みすぎてしまったじゃがいもを
冷凍で保存をしてしまうと、

普段のじゃがいもからは想像できないほど
まずいものになってしまいます。

そんなじゃがいもの大きな弱点を
知らないという方は意外と多いものです。

 

そこで、今回はじゃがいもを
冷凍した場合どうなるのか、

そして冷凍保存をしても
まずくならない工夫などについて
ご紹介
をしていきたいと思います。

じゃがいもの冷凍がふにゃふにゃでまずい!原因は何なの?

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大人でもホクホクして甘みのある
じゃがいもが好きな方が多く、

お子さんでもポテトフライやじゃがいもなど、
どの世代も大好きなじゃがいも。

 

じゃがいもにはビタミンCやカリウム、
食物繊維など意外と栄養も豊富でもあるのです。

じゃがいもは常温での保存が適している

そんなじゃがいもはスーパーなどのお店では
常温の状態で売られています。

じゃがいもを保存する場合は
基本的に常温での保存が適している

と言われています。

保存をする場合は、
じゃがいもを1つずつ新聞紙で包み、
乾燥を防ぐようにします。

その後、風通しの良い冷暗所に置いておくだけで
1~2カ月は持つとされています。

 

じゃがいもを冷凍するとふにゃふにゃでまずくなる?

そんなじゃがいもを冷凍で保存をした場合、
どんなことが起こるのでしょうか。

 

じゃがいもを冷凍庫で保存をした場合、
ジャガイモに含まれる水分が抜けて
細胞壁が壊れてしまいます。

その状態で解凍をすると細胞壁が壊れて
固まっていた内部の水分だけが流出してしまい、

 

結果としてパサパサでふにゃふにゃの
とてもまずいじゃがいもになってしまいます。

ふにゃふにゃになったじゃがいもは
味も食感をまずいものになってしまうため、

じゃがいもを冷凍保存することは
オススメできません。

 

また、カレーなどのように
じゃがいもを使った料理を冷凍保存した場合にも、

じゃがいもの味や食感が
落ちてしまうため注意が必要です。

せっかく作った料理が
冷凍庫に入れただけでまずくなってしまうのは
避けたいですよね。

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じゃがいもを冷凍してふにゃふにゃでまずくならない冷凍や解凍の方法はある?

じゃがいものイメージ画像2
じゃがいもは冷凍保存をすると
味も食感も落ちてしまうという事を
ご紹介させていただきました。

 

しかし、そうはいっても
常温保存では不安なので、

冷凍保存をしたいという方は
いらっしゃるかもしれません。

 

そんな時はちょっとした工夫で、
じゃがいもの味や食感を落とさずに
冷凍保存ができるのです。

 

じゃがいもを生の状態で冷凍保存する方法

まずは最初に火を通さない生の状態で
冷凍保存する方法から
ご紹介をしていきたいと思います。

生の状態で冷凍保存をする前に、
皮をむいて棒状やくし形などのように
小さく切ってください。

 

その後、水にさらしてから、
水気をしっかりとふき取り、
冷凍庫に入れて保管をします。

小さく切った冷凍じゃがいもは解凍しても
食感や味が落ちにくいため、

解凍後そのまま料理に
つかうことができるのです。

 

また、小さく切って冷凍したじゃがいもを
そのまま油で揚げると
お子さんの大好きなフライドポテトになり、

しかも生のじゃがいもから
作ったものよりもより
ホクホクした食感になります。

手作りポテトフライに挑戦をしたい方には
オススメの料理方法です。

 

じゃがいもをあえてふにゃふにゃにして使う方法

他には、切らずに冷凍をして、
あえてふにゃふにゃにさせてから
調理をする方法もあります。

切らずにそのまま冷凍したじゃがいもは、
冷蔵庫に移して6~8時間かけて
ゆっくりと自然解凍をさせてください。

 

自然解凍後、電子レンジで加熱をさせてから
ポテトサラダやコロッケで利用をすれば、

生のじゃがいもで作る料理よりも
ホクホクした美味しいものに仕上がります。

作れる料理は限定されますが、
冷凍したじゃがいもをうまく活用できる
オススメの方法です。

 

じゃがいもを火を通してから冷凍する方法

次に、火を通してから冷凍する方法についても
ご紹介をしたいと思います。

じゃがいもは一度茹でてから冷凍保存をすると
味や食感があまり失われないという特徴があります。

 

そのため、生のじゃがいもに火を通して、
粗熱が取れてからジッパー付き保存袋に入れて
保存をすることをオススメします。

また、一度茹でてから潰して
マッシュポテト状にすると味や食感が損なわれず、

さらには普通に解凍して
すぐに食卓に並べることができるため、

時短料理の1つとしても
活用する事が出来ます。

 

このように、冷凍保存には
不向きとされるじゃがいもも、

冷凍前や解凍、そして使用する料理で
工夫をすれば美味しく食べることができるのです。

 

冷凍保存をしたじゃがいもの保存期間

ただし、冷凍保存をしたじゃがいもは
数週間から1カ月くらいしか持たないため、

常温で保存をするよりも
保存期間が短くなってしまいます。

 

また、冷凍庫に入れたはいいものの、
いつ入れたのか忘れてしまうこともあるため、

保存容器やチャック付きビニール袋に
しっかりと日付を記入して
保管する事もオススメします。

まとめ~冷凍しても工夫をすれば美味しく仕上がるじゃがいも!~

じゃがいものイメージ画像
今回はじゃがいもをそのまま冷凍した場合に、
どんなことが起こるのかということと、

まずくならないように工夫をして
冷凍保存をする方法について
ご紹介をさせて頂きました。

 

また、じゃがいもは、
皮むきしたり、切ったりして保存したい、
という希望もあるかもしれませんね。

じゃがいもの皮をむいたり、切ったりして、
保存する方法については、
こちらの記事で紹介していますので、
参考にして下さいね。

じゃがいもは皮むきして保存できる?皮をむいてさらに切っても保存できる?
じゃがいもって美味しいですよね。 主食にも使えるし、 おかずやサラダにも使えるため 料理にじゃがいもが欠かせない という人も多いと思います。 そんな人はじゃがいもを 特売の時にまとめて買って、 保存をしているのでは ないでしょうか? しかし...

 

じゃがいもはスープの具材や煮物など
様々な場面で活躍をします。

そのため、ほぼ毎日のように食卓で
その姿を見かけると言っても過言ではないほど
私たちの食生活には欠かせないものです。

 

さらには長期間保存ができるという
素晴らしい特徴もあるため、
家庭の食卓にはありがたい存在です。

 

しかし、その保存方法を誤ると
食べて体調を崩すという危険性や、
味や食感が落ちてしまうもあります。

じゃがいもの芽には
ソラニンと呼ばれる
有害物質が含まれています。

 

そのため、日光の当たる場所で
じゃがいもを保存していると

萌芽や緑化が促進して
ソラニンがどんどん生成されてしまいます。

そんなじゃがいもを食べると
下痢や腹痛といった症状が起こります。

 

また、じゃがいもは今回ご紹介したように
冷凍保存には向いておらず、

工夫をしないまま冷凍庫に入れておくと
味や食感が悪くなります。

 

このように、便利で使い勝手のいいじゃがいもでも、
その保管方法を知らないと
思わぬトラブルを発生させてしまいます。

今回ご紹介させて頂いた方法で、
じゃがいもをより美味しく
安全に食べられれば幸いです。

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