サラミって、美味しいですよね。
でも、体型が気になるので、
サラミをたくさん食べるわけにもいかない、
そんな方もいるのではないでしょうか?
ところで、サラミって、
太りやすい食べ物なんでしょうか?
サラミが好きな方なら、
気になるところですよね。
そこで、サラミが、
太る食べ物なのか、太らない食べ物なのか、
ダイエットに相性の良い食べ物なのか、
サラミについて詳しく見ていきます。
サラミの糖質やカロリーはどのくらい?塩分は?
サラミですが、
果たしてダイエットとの相性は
どうなのでしょうか?
太りやすい食べ物なのか、
太りにくい食べ物なのか、
糖質・カロリー・塩分について見ていきます。
サラミの1本が大体150~200g、
大きい物で400~600gなどありますが、
今回は、100g当たりで考えていきます。
サラミの糖質について
まずは、糖質についてです。
サラミの糖質は、
100g当たり2.1gとなっています
糖質の1日の摂取量ですが、
成人男性で330g、
成人女性で270gと言われています。
1日の摂取量で考えると、低めですね
同じような加工肉で比較してみると、
ウィンナー3.0g、
ロースハム1.3g、
ベーコン0.3g
となっており、
加工肉ではやや高めですね。
サラミのカロリーについて
次に、カロリーです。
サラミのカロリーは、
100g当たり336.3kcalとなっています
1日の摂取カロリーは、
成人男性で2200~2400kcal、
成人女性で1800~2000kcal
と言われていますので、
1日の摂取カロリーの
約16%を摂取する事になります。
他の加工肉では、
ウィンナー321kcal、
ロースハム196kcal、
ベーコン405kcal
となっており、こちらも高めですね。
最後に塩分量についてですが、
サラミの塩分量は、
100g当たり1740mg
となっています。
塩分の1日の摂取量としては、
成人男性で8000mg未満、
成人女性で7000mg未満
と言われているので、
1日の摂取量の21~25%を摂取した事になります。
他の加工肉では、
ウィンナー730mg、
ロースハム1000mg、
ベーコン800mg
となっており、
圧倒的に高い塩分量ですね。
こうやって見ていくと、
同じ加工肉と比較した場合、
全て高めの内容となっている事が分かります。
美味しいものは、理由があるようですね。
サラミは太るの?太らないの?ダイエット中にも食べていいの?
という事で、
ダイエットとサラミの関係ですが、
あまり、相性が良いとは言えません。
糖質は、そこまで高くなかったですが、
カロリーや塩分が高めです。
特に、ダイエットを考えているのであれば、
カロリーは気を付けた方がよいです。
100gで336.3kcalなので、
150gのサラミを1本食べてしまうと、
1.5倍の504kcalとなり、
お好み焼きやチャーシューメン、
ヒレステーキ、
ピザ、タラコスパゲッティなど
の1食分のカロリーと
同等になってしまいます。
これで、普通に3食食べれば、
1日4食分のカロリーを
摂取してしまう事になります。
これでは、
カロリーを過剰に摂取してしまい、
太るという結果になってしまいます。
ダイエット以外の問題として、
これだけのサラミを食べると、
塩分の過剰摂取という問題もあります。
そうはいっても、
どうしても食べたいという方には、
1.食べる量をコントロールする
2.サラダを先に食べる
こういった事をお勧めします。
1.については、
サラミを半分や1/3の量に減らして、
食事の量も減らす事で、
摂取カロリーを削減する。
2.については、
キャベツや豆類、
海藻などのサラダを食べた後に、
サラミを食べると、
糖の吸収が穏やかになり
血糖値の上昇を防いでくれます。
キャベツには、
ジアスターゼが含まれており、
消化を助けてくれますし、
海藻や豆類には、
食物繊維が多く含まれているので、
糖の吸収を抑えたり、
食べる量を減らせたりできますので、
サラミの悪影響を
少なくすることが出来ます。
サラミを食べるなら、
海藻・豆腐サラダなどお勧めです。
結論としては、こういった工夫をして、
ダイエット中にサラミを食べる事はできますが、
サラミはカロリーが高く、
ダイエットとは相性が悪い食べ物と言えるでしょう。
サラミとは?
ここからは、本題のサラミが太るのか、
太らないのか、などといった内容とは、
ほぼ関係無い、豆知識的な内容です。
サラミとは、
どういったものを指すのでしょうか?
分かっているようで、
意外と分からないですよね。
現在のサラミの定義としては、
豚か牛の挽肉か、
豚と牛の合いびき肉を主原料とする
イタリア発祥のドライソーセージで、
この合挽き肉に、
調味料や香辛料を混ぜ合わせ、
腸詰して、加熱せずに60~90日間、乾燥熟成させ、
水分量が35%以下になったもの
と言われています。
よく似たものに、
カルパスがありますが、
こちらは、
豚や牛や鶏の挽肉や合挽肉を使用し、
ロシア発祥のセミドライソーセージで、
熟成期間は、60~90日間で、
水分量が55%以下の物を指します。
水分量が違う為、カルパスは、
サラミよりも柔らかい食感になります。
鶏肉を使用するかどうか、
発祥地がイタリアかロシアか、
水分量が何%かの違いですね。
このサラミですが、種類も様々です。
代表的なのは、
イタリアやスペインのサラミです。
イタリアのサラミの特徴としては、
にんにくを使用する事ですが、
その中でも、
ミラノのサラミやナポリのサラミが有名です。
ミラノのサラミは、
大型のサラミで、
噛むと口の中に脂肪が溶けて、
味わいが広がります。
ナポリのサラミは、
中型のサラミで、
ほのかな酸味と
スパイシーな味付けが特徴です。
また、スペインのサラミは、
パプリカを使用するのが特徴で、
野性的な濃厚な味わいがあります。
ここ最近、注目されているのが、
ハンガリーのウィンターサラミで、
以前は冬だけ製造されていたので、
このような名前が付いていますが、
現在は、通年製造されています。
特徴としては、自然熟成により、
白カビを発生させ、
濃厚な味わいとしている所です。
このように、世界各国に様々なサラミが存在し、
どれも味わい深いものとなっています。
「サラミは太る?太らない?ダイエット中に食べていい?カロリーは?」のまとめ
サラミは、大変美味しい食べ物ですが、
ダイエットとの相性はあまりよくありません。
高カロリーの食べ物であり、
食べ過ぎると太る可能性があります。
また、塩分も高いので、
高血圧の方は、塩分には十分気を付ける事が必要です。
とはいっても、工夫を行う事で、
食べる事は出来るので、
食べる量や食べる組み合わせを
しっかりと守り、
美味しくいただきましょう。
あの食べ物は太る?太らない?シリーズ