ストレスで痩せる?太る?どっち?違いや特徴は?対策はどうする?

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職場で、いつの間にか太っている方、
段々と痩せてきている方、
そんな方は見たことはありませんか?

 

特に新しく入社してきたサラリーマンの方や、
異動してきた方など、
その傾向が顕著に出てくる場合があります。

その他にも、役職が上がった方や、
転勤になって久しぶりに会った人など、

新しい環境になった方にも、
そういった傾向があるようですね。

 

ただ、新しい環境でストレスが、
掛かっているのは分かりますが、

太っていく人もいれば、
痩せていく人もいる。

果たして、この違いは何なのでしょうか?

今回はこの違い、つまり、
ストレスで太る人とストレスで痩せる人、
この両者の違いについて、見ていきます。

ストレスで痩せる人と太る人の違いや特徴は?

それでは、ストレスで痩せる人と太る人の、
違いについて
見ていきます。

人はストレスを長く受け続けると、
自律神経が乱れてしまいます。
(ストレスと自律神経の関係については、
 後半で説明します。)

ストレスで痩せる原因として考えられるもの

それでは、ストレスで痩せる原因として、
考えられるものを挙げていきます。

 

自律神経の乱れ

ストレスで痩せる方の特徴として、

自律神経の乱れで、
交感神経と副交感神経の切り替えが、
上手くいっていない事が考えられます。

 

基本的に、食事の際は、
副交感神経が優位な状態で、
栄養を蓄えようとしますが、

切り替えが上手くいかず、
交感神経が優位な状態であれば、

消化器官が働かず、
栄養が吸収されなかったり、
食欲不振に陥ります。

 

摂食障害

過度のストレスを受け続けると、
精神的に追い込まれていきます。

この状態が続くことで、
食べ物を受け付けなくなったり、

食べても直ぐに嘔吐したりする、
摂食障害を引き起こします。

 

糖尿病

食欲があるのに痩せてしまう方は、
糖尿病の可能性もあります。

インスリンの働きが低下する事で、
食事からとったブドウ糖を、
エネルギーとして利用できないので、

体内の脂肪や筋肉のたんぱく質を、
エネルギーとして分解して、
体重が減少していきます。

糖尿病の可能性がある方は、
一度、病院を受診する事をお勧めします。

 

ストレスで痩せる原因としては、
このような原因が考えられます。

 

ストレスで太る原因として考えられるもの

逆に、ストレスで太る方というのは、
ストレスホルモンとも呼ばれる、
コルチゾールの分泌が原因と考えられます。

ストレスを感じると、
コルチゾールが分泌されます。

コルチゾールが分泌されると、
体は食べる事を要求し始めます。

この時、脂肪を蓄積させる、
インスリンも分泌されるので、

体は、太りやすい状態になっている所に、
食べる事を要求されるので、結果、太ります。

ストレスで痩せる人と太る人!それぞれの対策の方法は?

ストレスで辛い男性のイメージ画像
それでは、どうやって対策を行っていくのか?
についての話です。

 

ストレスで痩せる人の対策

まずは、痩せる方の対策です。

原因が、ストレスによるもの(糖尿は除く)なので、
やはり、ストレスを発散させることが、第一ですね。

特にお勧めするのが、運動です。

運動する事で、リフレッシュ効果があり、
ストレスは発散できると同時に、
運動後の空腹感も感じれるようになるでしょう。

程よく汗を掻く程度でも問題ありませんので、
適度な運動を試してみましょう。

 

また、その他のストレスを、
発散できる行動は、たくさんありますので、

自分自身、最もストレスを
発散できる事を実践してみましょう。

 

ストレスで太る人の対策

次に、太る方の対策として、

ストレスホルモンのコルチゾールを、
抑える事に注視しましょう。

コルチゾールを抑えるものとしては、
セロトニンがあります。

このセロトニンを増やす事が大事になってきます。

 

セロトニンを増やすためには、

ウォーキングを5~30分行う

出来れば20分以上が良いです。
脂肪も燃やしてくれます。

 

太陽の光を浴びる

日中に太陽の光を浴びる事で、
睡眠の質も改善します。

 

トリプトファンを摂取する

トリプトファンは必須アミノ酸の一種で、
特に、大豆製品や乳製品に含まれます。

セロトニンを増やす事で、食欲を抑制して、
太る事の抑制に繋がります。

ストレスと自律神経について

先述した通り、自律神経の乱れは、
ストレスで痩せる事とも関係しています。

そこで、ストレスと最も関係してくる、
自律神経との関係について見ていきます。

ストレスとは、外部からの負荷
(心理的・感情的・環境的・物理的など)や、
刺激によって引き起こされます。

 

交感神経が優位の状態

この負荷や刺激がある事で、
自律神経の中の交感神経が優位に働きます。

この交感神経というのは、
いわば、戦闘モードのようなものであり、
体を戦うモードに切り替えます。

戦闘モードなので、目は見開き、
心臓の鼓動は早くなり、皮膚は収縮します。

その他、血管も収縮して、血圧は上昇します。

脳は興奮して、眠気も冷める。
素早く動けるように、筋肉も準備します。

 

その為、肝臓はグリコ―ゲンを分解して、
血糖値を上昇させ、
脳と筋肉のエネルギーを作ります。

気管支は拡張して、
多くの酸素を体内に取り込み、
脳や筋肉に酸素を送り込みます。

戦闘に関係のない、
消化器官の運動を抑えて、
緊急事態に備えます。

 

副交感神経が優位の状態

これとは反対に、
ストレスのないリラックスした状態は、
副交感神経が優位になっている状態です。

 

副交感神経が優位だと、交感神経の時とは、
逆の働きになり、主に消化器官が活発に働き、
栄養を体に蓄えようとしていきます。

 

こういったシステムは、
昔から人間に備わっているものですが、

交感神経が優位な状態は緊張状態であり、
本来なら長くは続きません。

 

交感神経が優位な状態が長く続くと、
体のあちらこちらに歪みが出てきます。

 

ストレスを長く受け続けると、
交感神経が優位な状態が続くため、
変調をきたします
が、

その1つが、交感神経と副交感神経の
切り替えが上手くいかなくなる、
自律神経の乱れとなります。

 

ストレスを全く受けないのも問題だけど…

しかし、ストレスを全く受けないのも問題です。
心と体を鈍らせ、退化させてしまいます。

つまり、バランスが大事なのです。

とはいえ、ストレス社会と言われる現代ですから、
ストレスが少なくて困る、という事は少ないでしょう。

特に、サラリーマンやOLの方は職場で、
ストレスが絶えないでしょうし、

子育て中の方々などもそうでしょう。

 

ですから、ストレスを全く受けないのも問題で、
ストレスを受ける受けないはバランスが大事とはいえ、

ストレスが少な過ぎる可能性を、
心配する必要があるのは、
引退した方など、ごく一部の方々で、

大半の方は、多すぎるストレスに、
どう対処するか考える事が大切でしょうね。

「ストレスで痩せる?太る?どっち?違いや特徴は?対策はどうする?」のまとめ

ストレスで落ち込む女の人のイメージ画像
ストレスによって、
痩せる方、太る方の両方がいます。

太ると痩せるのですから、まったく逆ですが、
どちらも原因はストレスです。

このストレスと、
どうやってうまく付き合っていくか、
これがポイントです。

 

過度のストレスもいけませんが、
全くストレスがない生活も、
体には悪いですね。

 

例えば、定年退職して、趣味もなく
何もする事がなくなった方が、

痴呆になるのが早いと言われていますが、
これも、まったくストレスが無い事が関係しています。

 

適度なストレスと、ストレスの発散方法を、
自分なりに見つける事が、改善の第一歩です。

色々な事にチャレンジして、
自分自身の快適な生活を見つけましょう。

 

とはいえ、現実問題として、
サラリーマンやOLなど大半の人々が、

日々、過剰なストレスを受けて、
適度なストレスなどとは言ってられない状況でしょう。

そんな中で、なんとかストレスを発散する方法や時間を見つけて、
ストレスを溜め過ぎないようにしましょう。

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