結婚式準備の中でも特に楽しいウエディングドレス選び
結婚が決まってから、結婚式を迎えるまでの間にしなければならない事がたくさんあります。
式場を探し、招待客を決めて招待状を出し、どういった披露宴を行うかを考えて、引き出物を注文するなど、ちょっと挙げただけでも、やらなくてはならないことは山のようにあります。
これ以外にも、新居探しや新婚旅行の手配などを仕事をしながら決めていかなくてはいけません。
(もちろん、結婚する前から同棲し始めているカップルもいますし、結婚を機に仕事を辞める方もいるでしょうから、事情は人それぞれだと思います。また、新婚旅行に行かない夫婦もいるでしょう。)
お祝い事ですので、どの作業も大変ではあるものの楽しいことは間違いありません。
その中でも、特に女性にとって楽しいことは、ウェディングドレス選びではないでしょうか?
女性であれば小さい頃から、理想のウェディングドレス、理想の花嫁像があったという方も多いと思います。
そういった方であれば、忙しい時間の中でも、ウェディングドレスを選んでいる時だけは時間を忘れて楽しめるはずです。
一口にウェディングドレスと言ってもその種類は多彩です。
ブランドで選ぶ、デザインで選ぶ、自分の体形に合わせて選ぶ、彼氏や家族などの意見を聞いて選ぶ、など様々な選び方があるでしょう。
他にも小さい頃からの夢にこだわって、自分がどうしても着たかったウエディングドレスを選ぶ、トレンドに乗って人気のタイプのウエディングドレスを選ぶといった方もいらっしゃるでしょう。
自分の結婚式を想像しながらドレスを選んでいる時間は、結婚を控えた花嫁にとって、まさに至福の時間と言えるのではないでしょうか?
ウエディングドレスを試着して初めて気づくケアすべき体の部位
ウエディングドレスを選ぶという楽しいひと時が過ぎて、いざ試着となって、自分の姿を鏡で見た時点で、多くの女性が気づくことがあります。
それは、憧れのドレスを着て鏡の前に立った時にそこに映っているのは、二の腕のたるみ、くすんで見えるデコルテ、はみ出た脇肉や背中のお肉、脇の黒ずみ、背中ニキビなどで汚く見えてしまう背中、などの問題を抱えて、理想のウェディングドレス姿とは程遠いという現実です。
もちろん、これらすべてが当てはまるという方は、逆に少ないかもしれませんが、上で挙げた内のいくつかが当てはまっている、という方は少なくはないのではないでしょうか?
そういった問題が何も無く、最初から美しくドレスを着こなせて、自分のドレス姿に満足する女性もいなくはないでしょう。
とはいえ、そういった方は確実に少数派で、試着時の自分のドレス姿に何らかの不満を抱くのが自然な事でしょう。
この不満の原因は、お肌の状態や体型などの実際の問題だけではないと思います。
ほとんどの女性にとって、一生に一度の結婚式の日を、少しでも美しく迎えたいと思うあまりに過敏になって、普段はそれ程気にならない程度の事でも気にしてしまう、という側面もあるはずです。
(ずっとウエディングドレスに憧れていて、完璧な花嫁姿を想像していたのに、現実との落差にショックを受けてしまう、という方もいるでしょう。)
つまり、現実の花嫁姿はそれほど悪くはない、むしろそれなりにいい線いってるのに、理想の高さから自分のドレス姿に不満を覚えてしまう、という面も大きいのでしょう。
そして、結婚式当日までの限られた時間の中で、少しでもキレイになるために、日頃のケアとは違う特別なケアをしたいと思うのでしょう。
実際、2016年に結婚情報誌ゼクシィが行った結婚トレンド調査首都圏版では、実に93.1%の方がブライダルエステを受けたと回答しています。
このことからも、ほとんど全ての花嫁さんが、結婚式や結婚披露宴において、ウェディングドレスを美しく着こなしたいという思いが窺えます。
特徴的なウェディングドレスのデザインと露出する部位
続いて、特徴的なウェディングドレスのデザインと、そのドレスを着た時に露出する部位、目立つ部分を併せて紹介します。
マーメイドラインドレス
上半身をすっきりと見せるデザインのマーメイドライン。
切り替え下のボリュームがあるものが増えています。
このデザインは上半身、特に背中が大きく開いているタイプが多いため、背中のケアは必須となるでしょう。
また、二の腕のたるみが気になる方は、その部分のケアも忘れずに行った方が良いでしょう。
Vネックスタイル
2016年ごろ、海外では胸の部分や背中が大きく開いた、Vネックタイプのウェディングドレスがトレンドとなりました。
かなり大胆な形であるため、日本では胸元の部分に生地をつけた形のものが多かったようです。
このウェディングドレスで露出する部分は、当然、デコルテ、そして背中です。
このタイプのウェディングドレスは袖付きのものが多く、二の腕はそれほど目立ちません。
そのため、ブライダルエステのケアで重要になるのはデコルテと背中になるでしょう。
袖付きドレス
イギリスのキャサリン妃が、ロイヤルウェディングで着用したことで、2011年にウェディングドレスのトレンドになった袖ありのドレス。
これは、2016年ごろになっても安定の人気ドレスの一つとなっています。
このタイプのドレスは、ウェディングドレスとしては比較的、露出している部位も少ないのが特徴となっています。
特に、ロングスリープのものが増えていることで、二の腕の露出はほとんどありません。
ただし、身体のラインがしっかりと出るデザインも多いので、特にウェストラインが気になる方は、その部分のケアは必要となります。
ティアードスタイル
ドレスの裾にボリュームを持たせたデザインのティアードスタイル。
このタイプのドレスもマーメイドラインと同様に、上半身はすっきりとしたデザインとなっています。
特に、切り替え下はマーメイドライン以上にボリュームがあるため、より上半身がすっきり見えて、ウェスト部分や肩から鎖骨にかけては、しっかりとケアをしないと、全体的に野暮ったく見えてしまうおそれもあります。
ブライダルエステでは特に上半身のケアを重点的に
ウエディングドレス姿で露出する部分・目立つ部分というのは、大体の場合には上半身に集中します。
カジュアルな披露宴、結婚式二次会や、海外のリゾート地での挙式などでは、ミニスカートタイプのドレスを着用することもあり、このタイプの場合には脚が露出してかなり目立つ事になります。
ですが、通常はミニ丈のドレスの着用は少なく、基本的には下半身は隠れてしまうタイプのドレスがほとんどです。
ですので、ブライダルエステで重点的にケアをしなければいけないのは、やはりデコルテ、二の腕、背中、ワキなどの上半身ということになります。
(もちろん、ドレスのデザインなどに関係無く、フェイシャルのケアは重要になります。)
多くの女性にとっての憧れであるウェディングドレス。
結婚式当日には多くのゲストの方々に写真を撮られて、記録としても、記憶としても残っていきます。
その記念すべき日に向けて少しでも美しくなるべく、ウェディングドレスを選んだら、そのドレスに合わせて、どんな内容のケアが必要になるのかを忘れずに考えるようにした方が良いでしょう。