最近、近所のスーパーでも、
普通に見かけるようになったアーモンド。
アーモンドは体に良いと聞いて、
アーモンドを食べている方もいるでしょうが、
何がどう良いのか分からない、
という方も少なくないのではないかと思います。
アーモンドを食べて太った、
ニキビができたなど、
意外と悪い話も聞く事もあります。
実際の所どうなのか、
アーモンドの栄養や効果、
効果的な食べ方、タイミングなど、
について見ていきます。
アーモンドの効果を解説！美容や健康に良いって本当？
まずは、アーモンドの栄養から見ていきます。
・エネルギー：598kcal
・たんぱく質：18.6g
・脂質：54.2g
・炭水化物：19.7g
・カルシウム：230mg
・ビタミンB²：0.9mg
・ビタミンE：31mg
・食物繊維：14.4㎎
次に、アーモンドの効果ですが、
ダイエット効果
アーモンドには、不飽和脂肪酸の
オレイン酸が含まれています。
オレイン酸は、
悪玉コレステロールを減らし、
血中のコレステロールを改善したり、
血糖値の上昇を抑える事で、
脂肪をため込まない体を作ります。
また、ビタミンB2が脂肪の燃焼を助けます。
美肌効果
ビタミンEが活性酸素を除去して、
エネルギーの産生、血流改善、
細胞の活性を促進します。
アンチエイジング
ビタミンEやポリフェノールの働きが、
抗酸化作用や老化防止してくれます。
便秘解消
不溶性の食物繊維が含まれており、
食物繊維が腸で膨らむ事で、
腸内を刺激して、
便秘を改善します。
食物繊維の量は、
レタスの9倍とも言われており、
豊富に含まれています。
デトックスしながら腸内環境を整え、
腹持ちも良くなります。
また、カリウムを含んでいるので、
体内の塩分や水分のバランスを整え、
むくみも改善します。
手足の冷えの改善・ホルモンバランスを整える
ビタミンEの働きにより、
血流を改善します。
また、ビタミンEは、ホルモンバランスも、
整える事から、更年期の症状にも効果的です。
アーモンドの効果的な食べ方は？食べるタイミングはいつが良い？
このように高い栄養素や様々な効果が、
期待できるアーモンドですが、
効果的な食べ方や、
食べるタイミングについて、
説明していきます。
食べる量について
まず、アーモンドは1粒当たり、1gぐらいです。
1日の目安としては、
20～25粒ぐらいで大丈夫です。
20～25粒でも約150kcalぐらいありますので、
意外と高カロリーではあります。
食べるタイミング
1日の目安の20～25粒を、
3回に分けて摂取します。
1回あたり、6～8粒を、
食事の10～20分前に食べると良いでしょう。
アーモンドに含まれている成分は、
ビタミンEなど脂溶性の成分も多く、
食事をする時に一緒に食べる事で、
吸収も良くなります。
また、食事のタイミングで食べる事で、
脂肪の吸収や血糖値の上昇も抑えてくれます。
出来るだけ粉砕やペースト状にする
アーモンドは、硬くて厚いので、
消化や吸収に時間がかかります。
粉砕してサラダにかけたり、
ミルクやペーストにして使用すると、
吸収が早くなります。
出来れば生で食べる
市販されているアーモンドには、
生のアーモンドと、
ローストしたアーモンドがありますが、
生のアーモンドの方がお勧めです。
ローストされているもの良いですが、
ローストされている分、
酸化しやすくなっています。
また、生のアーモンドの方が、
ビタミンや酵素、ポリフェノールなど
栄養が多く含まれるので、
健康や美容目的であれば、
生のまま食べるほうが良いですね。
しかも、皮ごと食べる事で、
皮の栄養素もゴッソリ吸収できます。
まとめ
アーモンドは、
手軽で簡単に食べれる、
栄養豊富で、美味しい食べ物です。
だからと言って、ついつい食べ過ぎてしまうと、
体には悪影響も引き起こします。
アーモンドは1粒でも、7kcalぐらいありますので、
20粒食べただけでも、140kcalあります。
これは、大体ご飯1杯分です。
また、アーモンドを食べ過ぎる事で、
肝臓の機能の低下、吐き気、めまい、
筋力の低下などにも繋がる場合があります。
といっても、アーモンドを、
2kg食べた場合の作用なので、
そんなに気にする事もありませんが、
健康目的がいつの間にか不健康になった、
という事にならないように注意しましょう。
アーモンドのポイントとなる成分は、
ビタミンE、オレイン酸、食物繊維です。
カロリーも高く、油も含んでいるので、
食べ過ぎるとマイナスの効果も出ますが、
適切な量を摂れば、
それを上回る効果が期待できますね。
アーモンドで美味しく手軽に取りながら、
毎日、続ける事をお勧めします。
