納豆は、体に良い食材という事で、
広く知られるようになりました。
今や納豆の市場規模は、2497億円。
さらに成長を続けています。
1世帯当たりの消費金額も伸び続け、
現在4234円。
納豆を食べる世帯もどんどん増えています。
納豆の市場規模が拡大する理由としては、
健康・美容・手軽さ・コスパなど、
様々な面で優れた効果を、
発揮してくれるからでしょう。
人気がある分様々な食べ方がある中で、
手軽で栄養も取れる、
納豆味噌汁について見ていきます。
納豆の味噌汁の栄養は?どんな効果があるの?
まずは、一般的な納豆の栄養素(1パック)について
・たんぱく質(7.4g)
・ビタミンB6(0.11mg)
・カリウム(300mg)
・マグネシウム(45mg)
・鉄分(1.5mg)
・食物繊維(3g)
・ビタミンE(0.5mg)
・カルシウム(41mg)
・ビタミンB 2(0.25mg)
さらに、
・コレステロールは「0」
・イソフラボン
・ビタミンK
・ナットウキナーゼ
こういった成分が含まれています。
イソフラボンは、女性ホルモンに似た物質で、
ホルモンバランスを調整します。
ナットウキナーゼは、
血栓を予防する成分として、
注目を浴びています。
ただし、熱に弱い為、
熱すると活性が失われていきますので、
注意が必要です。
また、納豆は食べる時間でも、
期待できる効果が変わる事があります。
朝:基礎代謝アップ、冷え性予防
夜:成長ホルモンの分泌、美肌サポート、血栓予防
食べ方としては、とにかく混ぜる事です。
混ぜれば混ぜるほど、
アミノ酸が増え、うまみが増すとも言われています。
また、混ぜた後、たれを入れる方が、
効果が高くなります。
お味噌汁の栄養素と効果
お味噌汁は、良質のたんぱく質を
多く含む食品です。
必須アミノ酸や、ビタミン、ミネラル、
食物繊維など多くの栄養素を含みます。
味噌汁の効果としては、
腸内環境改善:
発酵食品ならではの善玉菌を多く含み、
腸内環境を改善します。
美肌効果:
味噌の中のアミノ酸が、
肌の細胞を活性化してくれます。
その他、コレステロールの抑制、老化防止、
消化促進などの効果も期待できます。
お味噌汁を飲んでいる方は、
お味噌汁を飲まない方と比べた場合、
胃がんや心筋梗塞、肝硬変にかかる
リスクが低くなるというデータもあるようです。
納豆の味噌汁でダイエットできるって本当?
お味噌汁に納豆を入れた、納豆味噌汁。
果たして、ダイエットは出来るのでしょうか?
ダイエットが出来る理由としては、
納豆も味噌汁も低カロリー
納豆のお味噌汁は、1杯あたり
約79kcalと低カロリーです。
もちろん、他の具材を入れると、
カロリーは上がりますが、
基本的には低カロリーです。
その上、豊富な栄養も取れるので、
ダイエットで偏りがちな栄養の補給にも、
ピッタリの食事です。
エネルギー代謝をサポート
ビタミンB群が豊富なので、
エネルギー代謝をサポートしてくれます。
その他にも、糖質や脂質の分解、
代謝も助けてくれます。
また、豊富なビタミン群は、
代謝アップだけではなく、
美肌効果も発揮してくれます。
腸内環境の改善
納豆やお味噌汁には、
腸内環境を整える働きがあります。
腸内環境を整える事で、
栄養をバランスよく吸収することが出来て、
食事を減らしても、栄養を取る事が出来ます。
また、腸が正しく動くことで、
便秘やむくみの解消にも繋がり、
ダイエットにも効果的です。
さらに、納豆や味噌汁の良いところは、
痩せ菌を増やしてくれます。
痩せ菌は善玉菌の一種ですが、
この善玉菌が増える事で、
痩せやすい体質に変えてくれます。
腸内には、
善玉菌、日和見菌、悪玉菌、
が存在し、
善玉菌と悪玉菌のバランスで、
腸内環境が決まります。
納豆味噌汁を摂る事で、
善玉菌を増やす事が出来ますので、
腸内環境が整う事に繋がります。
痩せ菌を増やせることが、ポイントですね。
「納豆の味噌汁の栄養は?ダイエットに効果があるって本当?」のまとめ
このように納豆味噌汁は、低カロリー、
高栄養素、代謝アップ、腸内環境改善と、
ダイエットを助けてくれる、
働きが多い食べ物です。
ただし、味噌汁の温度が62~72度の為、
納豆に含まれる血栓予防のナットウキナーゼの働きは、
期待できなくなります。
その他の栄養素には、影響はないため、
ダイエットの目的なら特に問題ありません。
健康的にダイエットできる納豆味噌汁、
毎朝の一杯を納豆味噌汁に変えるだけでも、
痩せやすい体質に変わるでしょう。
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