ゴシゴシ洗いはお肌に悪い?洗い過ぎはダメ?身体の洗い方について

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身体の洗い方について何か意識していますでしょうか?

 

身体の洗い方について何か意識している方であれば、ゴシゴシ洗いがお肌に悪い、という事を知っている方も多いでしょう。

 

ゴシゴシ洗い以外にも、細かい洗い方はともかく、単純に身体を洗うだけでも複数の方法があります。

今回は身体の洗い方などについて説明していきます。

主な身体の洗い方

BadとGoodのイメージ画像

全てではありませんが、代表的な方法を挙げておきます。

 

手で洗う

まず身体の洗い方の1つ目は、手で洗う方法です。

手にボディソープや石鹸で泡を作り、そのまま身体を洗うタイプの方法です。

 

手で体を洗う方法だと、お肌には優しいですが、垢がしっかりと取れるかと言えば、微妙なところなんじゃないかと思う方もいるかもしれません。

 

とはいえ、毎日ちゃんと洗っている人なら、そもそもそれほど垢が溜まることはないかもしれませんし、お肌へ余計な刺激を与えないという観点からは好ましい洗い方とも言えます。

 

スポンジで洗う

次にスポンジを使う方法です。

手の代わりに、身体を洗うためのスポンジにボディソープなどをつけて洗う方法です。

これなら、手よりはしっかり洗えるでしょう。

 

ナイロンタオルで洗う

最後にナイロンタオルを使って洗う方法です。

これは文字通りナイロンでできたタオルに石鹸などをつけて洗うというもので、多くの方がこれにあたるのではないでしょうか?

 

しっかりと身体をゴシゴシ洗う方もいますが、実はこれは逆効果になる可能性もあります。

 

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身体を洗うという事~洗い過ぎは逆効果?~

上記の通り、身体の洗う方法としては複数の種類があります。

もちろん、他にも様々な洗い方があるでしょうが、大体は上記の3種類か、それに近い洗い方になると思います。
(石鹸やボディソープの使用を前提にしています。)

 

そもそも、人はなぜ身体を洗うのでしょうか?

それは、身体の汚れや汗、バイ菌などを洗い流して、身体を綺麗に、清潔に保つためでしょう。

 

確かに、汗は雑菌が繁殖するような環境を作り出したり、付着した有害な菌や汚れなどが病気などの原因になる事もあったり、その他、体臭がきつくなるという明らかな悪影響も出て来ることもあります。

 

ですが、身体を洗うという行為が、一概に身体を綺麗にすると言い切れるわけではありません。

 

皮膚の表面には有用な菌も存在している

体の表面には、良くない菌以外にも、人の身体にとって有用な菌も存在しています。

 

例えば、皮膚で繁殖して、他の雑菌を寄せ付けないようにガードするもの、人の身体に必要な成分を生成してくれるもの、他には美容に必要な肌の水分を保ってくれる菌などもあると言われています。

 

これらは皮膚常在菌や有用常在菌と呼ばれており、バイ菌とは違い人体に悪影響は与えず、皮脂や汗を餌としています。

 

ですが、これらの菌は他の雑菌と同様に、殺菌作用のある薬品で簡単に死滅してしまいます。

 

なので、殺菌作用の高い石鹸やボディソープで身体を洗った直後は、確かに他の雑菌も汚れも洗い流されていますが、皮膚を守る菌をも洗い流しているため、非常に無防備になっている可能性もあるのです。

 

1日1回や、朝と夜に2回など、間を開けているならまだしも、短時間で何度も何度も身体を洗ったりすると、逆に危険な状態になります。

 

菌と言われてバイ菌やカビを思い浮かべてしまい、良いイメージはあまり浮かばないかもしれませんが、腸内細菌などをはじめとして、身体に有用な菌は沢山存在しているのです。

ゴシゴシ洗いは皮膚を傷つける可能性もある

シャワーのイメージ画像

人の身体は新陳代謝により作り変わっていき、古い細胞は垢として表面に溜まっていきます。

 

身体を洗うということは、この垢を落とすという事でもありますが、それを気にしてごしごしと強めに洗ってしまう方もたくさんいると思います。

 

ただ、こういった過剰に力を入れてゴシゴシと洗うのは、皮膚にとって望ましい事ではありません。

そもそも、古くなった角質は入浴などで自然と剥がれているものも多いのです。

 

月単位など、ほとんど身体を洗っておらず、ごくたまに身体を洗う程度なら話は別です。

ですが、ほとんど毎日のように身体を洗っているのであれば、過度に力を込めて洗う意味はほとんどありません。

 

力を入れてごしごしと皮膚をこすってしまうと、今ある必要な角質を傷つけて、肌を守るバリア機能が低下してしまいます。

そうなると、肌が刺激に対して敏感になり、バイ菌なども入りやすくなるため、様々な皮膚の症状の原因となる事もあります。

 

さらに、傷ついた角質が戻るためにはある程度の時間が必要なので、毎日のようにゴシゴシ洗いを続けていると、どんどん皮膚がボロボロになっていく事も考えられるのです。

身体の正しい洗い方は?

身体を洗う際には、まず頭から洗うのが良いでしょう。

掃除と同じで、まずは上の汚れを落としてから下の汚れを掃除するのです。

 

そうでないと、せっかく洗った身体に、シャンプーやリンスのすすぎ残しが付着したままになります。

 

そして、頭を流し終えた後、そのまま身体を洗う前に、まず先にしっかりお湯で身体を洗い流しましょう。

ただし、あまり温度を上げないようにするといいでしょう。

この身体にお湯をかける事によって、汚れや余分な皮脂が浮いて、洗い流しやすくなるでしょう。

 

先ほども触れましたが、身体を洗う時には、お湯の温度はあまり高くしてはいけません。

皮脂は臭いの原因にもなりますが、肌の水分を保つ役割もあります。

 

熱いお湯だと必要以上に皮脂が浮き、それを洗い流すと皮脂が不足して、お肌が乾燥しやすくなるでしょう。

 

そして、身体を洗う時には、皮膚にあまり刺激を与えないように、優しく洗うように心掛けましょう。

お肌は刺激にとても弱く、また前述の通り多くの古い角質は、入浴だけでも十分に落ちるでしょう。

 

肌への摩擦は、肌へのダメージとなるため、手や柔らかい素材を用いたものを使って、優しく洗いましょう。

まとめ

以上、身体の洗い方についての話でした。

身体を洗う時には、優しく、そして丁寧に汚れを拭き取るようなイメージで洗うと、皮膚に余計な負担をかけずに、清潔に洗えると思います。

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