女性のデリケートゾーンは、ストッキング・タイツや下着などのせいで通気が悪く、熱や湿気がこもりやすいので、高温多湿の状態が続く部分となっています。
そのために菌の繁殖がしやすく、菌が原因で起こるデリケートゾーンのニオイが気になる女性も少なくありません。
コラージュフルフル泡石鹸は、菌の繁殖と発生を防ぐ事によって清潔に保つ事によって、そんなデリケートゾーンの悩みを解決してくれる、人気の薬用石鹸です。
そんなコラージュフルフル泡石鹸には、ピンクとブルー(水色)のボトルがあります。
単にボトルが色違いというだけなのか、成分や効果などに何か違いがあるのか、購入を検討している方の中には気になる方もいると思います。
(買った後で、あちらが良かったと後悔することのないように、事前に気になる事は調べておきたいという方もいるでしょうからね。)
そこでここでは、コラージュフルフル泡石鹸のピンクとブルーのボトルで違いはあるのかについて説明していきます。
コラージュフルフル泡石鹸のピンクとブルーに違いはある?
いきなり結論から言ってしまうと、コラージュフルフル泡石鹸のピンクとブルーで違う部分は、パッケージのデザインだけです。
中身の容量や成分、効果など、容器の色以外には違いは無く、2つとも中身はまったく同じものです。
なので、どちらを購入しても効果などに違いが出て来ることはありません。
それでは、どうして2つのデザインがあるのかというと、それはボトルのデザインが元々はブルーだけだったところに、後からピンクが新しく追加されたという事です。
(今後どちらかのカラーに統一されるなどといった事は分かりません。)
公式サイトなどに掲載されている正式な商品の名称が、
ブルーのタイプが、
「コラージュフルフル泡石鹸c」
となっており、
ピンク色のタイプが、
「コラージュフルフル泡石鹸c[ピンク]」
となっています。
(ここからも、ブルーが先にあって、後からピンクが加わったというのが分かりますね。)
ドラッグストアなどでは、現在もブルー(水色)のボトルのものが販売されていますが、ネット販売ではピンク色のボトルのものも販売されています。
(基本的に店頭ではブルーのタイプのみで、ピンク色のタイプはネット販売専用という感じのようです。)
デザインが異なる事で、ピンクと水色では別々の商品で中身に違いがある別の種類のものでは?と誤解を受けることもあるみたいですが、どちらの中身には変わりはありませんので、どちらのパッケージのものでも、デリケートゾーンの臭い対策などの効果はあります。
ですので、容器の見た目の好みなどがあるかもしれませんが、少なくとも効果の面では、コラージュフルフル泡石鹸を購入する時に、ピンクとブルーのどちらが良いのか?などといった事は気にする必要はありません。
「コラージュフルフル泡石鹸c[ピンク]」の「c」って何?
ピンクとブルーの違いについての説明の中で、正式な販売名称に触れました。
●ブルー:「コラージュフルフル泡石鹸c」
●ピンク:「コラージュフルフル泡石鹸c[ピンク]」
上記の正式名称を見て、「c」って何?
と疑問に思う方もいるかもしれませんので、この点に補足説明をしていきます。
少し説明が長くなってしまいました。
なので、気になる方だけ読んで頂ければと思います。
※先に結論を言ってしまうと、この「c」については、特に気にする必要はありません。
ただし、この点については、コラージュフルフル泡石鹸の公式サイト(持田ヘルスケアの公式サイト)に、ハッキリというか、直接的に書かれている部分が見つけられませんでしたので、公式サイトに掲載されている複数の情報を総合した上での推測という感じのものです。
(おそらく合っているとは思っています。)
まず、公式サイトに、
『殺菌剤(トリクロサン)を含む石鹸製品について』
という2016年10月5日付けの文書(PDFファイル)があります。
この文書の内容を要約すると、
●コラージュフルフル泡石鹸・コラージュフルフル泡石鹸ピンク・コラージュフルフル液体石鹸には元々、「トリクロサン」という殺菌成分を使用していた。
●FDA(米国食品医薬品局)が9月2日付けで、トリクロサンを含む19種類の殺菌成分を使用した石鹸製品を米国での販売を規制することを発表した。
●トリクロサンは日本国内では規制されていない成分で、該当する上記の三商品は、日本の法律に基づき医薬部外品として厚生労働大臣の承認を得て販売している。
●当社(持田ヘルスケア株式会社)でも皮膚刺激性等の安全性の評価を実施しており、販売以来、問題は確認されていない。
●しかし、今回の件を受けて、利用者の心配も考慮して、上記の三商品の殺菌成分(トリクロサン)の切り替えを行う事にした。
といった内容です。
それとはまた別に、持田ヘルスケアの公式サイトに、製品に含まれている全成分を表示してあるページがあります。
そこには、コラージュフルフル泡石鹸の成分が以下のように記載されています。
(「*」の印が付いているものが有効成分です。)
◆コラージュフルフル泡石鹸
(販売名:コラージュフルフル泡石鹸c)
ミコナゾール硝酸塩*、イソプロピルメチルフェノール*、PG、BG、濃グリセリン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、無水クエン酸、コハク酸一ナトリウム、フェノキシエタノール、水
◆コラージュフルフル泡石鹸
ミコナゾール硝酸塩*、トリクロサン*、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、濃グリセリン、プロピレングリコール、コハク酸一ナトリウム、無水クエン酸、水
これを見ると、「コラージュフルフル泡石鹸c」の方は、有効成分が「トリクロサン」から、「イソプロピルメチルフェノール」に変わっている事が分かります。
(もう一方の有効成分である「ミコナゾール硝酸塩」は共通です。)
この二つを合わせて考えると、FDA(米国食品医薬品局)によるアメリカでの「トリクロサン」の規制を受けて、殺菌成分の切り替えに関係したものだと思われます。
なので、殺菌成分が、トリクロサンからの切り替えが済んでいるものが、管理上の問題などで、「コラージュフルフル泡石鹸c」と「c」付きで表示されているという事だと思います。
なお、2016年10月5日付けの文書で切り替えを行う事を公表していますので、現在はもうほとんど切り替えは終わっているようです。
そのため、切り替え後の製品であっても、「c」が省略されて、単に「コラージュフルフル泡石鹸」とだけ表記されているものもありました。
それと、泡石鹸には関係無いですが、液体石鹸の方は、
「コラージュフルフル液体石鹸」→「コラージュフルフル液体石鹸a」
となっています。
(「a」が付く方が、殺菌成分がイソプロピルメチルフェノールに切り替わっているもの。)
ちなみに、成分表示のページには、「コラージュフルフル泡石鹸」とだけあって、特にピンクの成分が別で記載されていたりはしません。
ここからも、ピンクとブルーの中身が同じものだという事が分かります。
なので、結論としては、現在はもう「コラージュフルフル泡石鹸c」の「c」は特に気にする必要は無いと思います。
まとめ~ピンクとブルーの違い・「c」の意味について~
ここでは、コラージュフルフル泡石鹸のピンクとブルーには違いがあるのかどうか?
そこから派生して、「コラージュフルフル泡石鹸c」の「c」が何なのかについて、
をご説明しました。
結論だけまとめると、
●ピンクとブルーは容器の色が違うだけ(成分や容量などは全て同じ)
※冒頭の画像のように、デザインも少し違います。
●「c」については特に気にする必要は無い(少なくとも現在は)
という事でした。
ですので、結論としてはどちらも特に気にする必要はありません。