塩は腐らないって本当なんでしょうか?
確かに塩漬けにした食品って、
すごく長持ちしますよね。
でもなぜ、塩漬けにすると腐りにくくなるのでしょうか?
そしてそもそも、
塩に賞味期限や消費期限はあるんでしょうか?
そこで今回は意外と知られていない、
塩が腐らない理由について詳しく解説していきます。
塩は腐る?腐らない?腐らないならその理由は?
塩というのはそもそも、
水分が全くなく、そして無機物であり、
しかも塩分濃度がとても高いというか、
塩分そのものなので、
腐る要素がないんですよね。
そもそも腐る、
つまり腐敗してしまう理由とは、
有機物だったり、水分が多く、
微生物が繁殖をしてしまうから。
ところが塩に関しては水分は全くないし、
塩分そのものであるため、
微生物が繁殖できないんです。
塩漬けにされた、
食品の賞味期限がとても長いのも、
塩分濃度が高く、微生物が繁殖しにくいため、
とっても腐りにくく
日持ちするようになっているんですね。
以上のことから、
塩は腐る心配がないのです。
もしお子さんに
塩はなぜ腐らないのかと聞かれたら、
水分を含んでいないし、
微生物、つまり菌が住み着かないから、
腐らないんだよというように
教えてあげると良いでしょう。
でも確かに、大人でも塩が腐らないって、
結構、不思議に感じている人も多いでしょう。
きっとみんななんとなくとしか、
塩が腐らない理由を知らないと思うんですよね。
筆者もこの記事を書くために色々調べていて、
はじめて塩が腐らない理由を詳しく知りました。
でも塩は腐らないし、塩漬けにすれば、
食品が腐敗をするのを防いでくれるので、
実はとっても役に立つ
素晴らしい調味料だったんですね!
身近にあるからこそ、
その役割を詳しくは知らないけれど、
塩は腐らないし調味料なので、
安心して料理に使えます。
ちなみに塩は無機物なので、
湿気の多い場所で保管しても、
カビが生えてしまう心配もありません。
腐らないし、しかもカビが生えないって、
かなり優秀な調味料ですよね!
ただし、ハーブソルトなど
塩以外のものが含まれている場合ですと、
湿気の多い場所に保管をすることで、
カビが生えてしまう可能性もあるので、
くれぐれも純粋な塩以外のものの
保管場所には注意しましょう。
また、塩は湿気の多い場所でも
腐ったりカビが生えることはないですが、
湿気で塩が固まってしまうこともあるので、
出来れば塩は湿気の少ない場所で
保管するのがおすすめですよ!
食塩に賞味期限切れとか消費期限ってあるの?それとも無いの?
食塩にはズバリ、
賞味期限切れというものはありません。
つまり、塩は賞味期限や
消費期限がない調味料なんですね。
というのも、塩は時間が経って
劣化したり腐ったりすることがないため、
食品衛生法によって、
賞味期限などの記載を省略されているんです。
つまり、塩には賞味期限や消費期限がなく、
いつまでも料理に使えるというワケなんですね!
ただし、賞味期限などがないのも、
純粋な塩である場合のみ。
もし塩以外のものが含まれているのでしたら、
賞味期限が記載されていることがあるので、
その場合にはきちんと、
賞味期限以内に使い切るようにしましょう!
塩って腐らないうえに、
賞味期限もないって、
本当に優秀な調味料ですよね!
ちなみに、余談ですが、
砂糖も時間と共に劣化しないし、
腐ることがないので、
やっぱり同じように、
食品衛生法によって、
賞味期限の記載が省略されているんですよ!
塩と同じように砂糖も
かなり優秀な調味料だったんですね!
ということで、もしお子さんに
塩はなぜ調味期限がないか聞かれたら、
腐らないし時間が経っても
悪くならないから、
国の法律で賞味期限が決められていないんだよ、
というように教えてあげるといいでしょう。
そうすればお子さんも納得して
塩に関する疑問を解消できますよ!
「塩は腐る?腐らない?塩に賞味期限切れとか消費期限はあるの?」のまとめ
塩が腐らないのは水分が全くなく、
塩分そのものであり、
なおかつ無機物であるため。
要するに腐敗する条件が揃わないし、
カビが生える要素も全くないからなんですね。
しかも時間と共に劣化もしないため、
食品衛生法によって、
賞味期限や消費期限の記載が省略されているんです。
ということで塩は実はものすごく
優れた調味料だったということなんですね。
ただし塩は湿気で固まりやすいので、
なるべく湿気の少ない場所で保管をしておきましょう。
これは腐る?腐らない?シリーズ