食パンって美味しいですよね。
炭水化物でエネルギーになるだけでなく、
手軽に食べられることから、
朝食は絶対に食パン！という人も
多いのではないでしょうか？
朝食のために食パンを
常に家に常備している
という人もいるでしょう。
しかし、食パンですが買った最初の方は
ふわふわで美味しく食べられますが、
時間が経つと、パサパサになってしまい
美味しさが半減してしまいますよね。
食パンですが何か良い
保存方法はないでしょうか？
食パンの保存では
冷蔵庫はあまり良くないと
聞くことがありますが、
これは本当なのでしょうか？
他の食品と同様に
冷蔵庫に入れれば、
美味しくもたせることが
できそうですよね。
ここでは、食パンを最後まで
美味しく食べたいという人に向けて、
食パンの保存方法について
解説をしていきたいと思います！
食パンを冷蔵庫で保存するのはNG！？その理由は？
食パンを冷蔵庫で保存するのは
NGなのでしょうか？
結論から言えば、
食パンを冷蔵庫で保存するのはNGです。
食パンの美味しさが落ちる
原因としては主に2つあります。
それは、乾燥とデンプンの劣化です。
乾燥は、聞いたそのままに
食パンから水分が抜けることによって、
食パンがパサついてしまい
風味や食感が落ちてしまいます。
そして、この乾燥は当然ながら
乾燥している場所に食パンを
保存していると起きやすくなります。
実は、冷蔵庫は外よりも乾燥をしています。
食パンに限らず、
食品を冷蔵庫に保存をしていたら、
いつの間にカピカピになっていた
という経験はないでしょうか？
これは冷蔵庫が乾燥しているから
起こるのですね。
もう一つの理由としては
デンプンの劣化になります。
デンプンとは糖の一種で、
大事な栄養素になります。
デンプンは食パンやお米など、
炭水化物には大抵入っていて、
炭水化物を噛んでいると
ほんのり甘さが広がるのが
まさにデンプンです。
このデンプンは0℃以下なら
劣化を防ぐことができますが、
それより温度が高いと、
劣化を防ぐことはできません。
冷蔵庫の温度は0℃よりは上ですので、
デンプンの劣化を防ぐことはできず、
デンプンの劣化によって
食パンの味は落ちてしまいます。
加えて上記の乾燥により、
食感や風味も落ちてしまいますので、
冷蔵庫は食パンの保存には
適していないです。
食パンの保存は冷蔵庫と常温だとどっちがいい？冷蔵庫はむしろ賞味期限が短くなる？
常温の場合でも、
デンプンは劣化していきます。
ですが、冷蔵庫に比べて
環境にもよりますが
乾燥は避けることができますので、
常温の方が冷蔵庫よりは
保存に向いています。
冷蔵庫に入れると
乾燥とデンプンの劣化で、
賞味期限内であっても、
味が著しく低下してしまうこともあります。
賞味期限はメーカーが定める食品が
美味しく食べられる期間です。
ちなみに消費期限は
メーカーが定める食品が
安全に食べられる期間です。
ですので、基本的に賞味期限は
消費期限より短くなります。
また賞味期限も消費期限も
基本的には未開封を基準にしています。
なので、保存方法が悪いと
賞味期限内であっても味が落ちてしまい、
結果賞味期限が短くなることはあります。
食パンの一番良い保存方法は冷凍保存です。
食パンを冷凍してしまえば、
食パンに水分が残ったまま保存ができて、
デンプンの劣化も0℃以下なので
防ぐことができます。
食べる際にもそのまま
トーストをすれば良いので楽ですね。
これらより、食パンの保存方法として
適している順番としては。
1.冷凍 2.常温 3.冷蔵
という感じになります。
ぜひ、自分の生活リズムにあった
最適な保存をしてくださいね！
食パンの冷凍の方法や、
冷凍保存でどのくらい日持ちするか、
などについては、
こちらの記事で取り上げていますので、
よろしければ、ご覧になってみて下さいね。
「食パンの保存方法に冷蔵庫はNG！常温よりも賞味期限が短くなる！？」のまとめ
食パンは毎日食べる人は
常に家に常備しておきたいですよね。
そしてその分食パンの保存には
気を使うと思います。
食パンの保存方法として
一番適しているのは冷凍です。
また、食パンが賞味期限が切れたとしても
フレンチトーストなどにすれば
モチモチでまた食べることができます。
このように、保存方法や
レシピでうまく食パンを活用して、
最後まで美味しく
食パンを食べ切ってくださいね！
