生ハムって美味しいですよね。
滑らかな舌触りにほんのり
しょっぱく味付けされた肉の味が
口の中に広がると、
手が止まらなくなってしまいます。
そんな生ハムは普通薄く
スライスされたものをイメージしますが、
原木と呼ばれる、
生ハムの塊の状態でも
買えることはご存知ですか?
生ハムを原木で買えば、
いつでも生ハムが食べられるので、
生ハム好きの方からすれば最高ですよね!
嫌なことがあっても
家に帰れば生ハムが待っている…
それは最高の環境だと思います。
しかし、結構なサイズのある生ハムの原木ですが、
実際、賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
また、生ハムの原木にはカビが生えやすい
と聞いたことがありますが、
カビが生えても食べられるのでしょうか?
ここでは生ハムの原木の
賞味期限や保存方法などについて
解説をしたいと思います!
生ハムの原木の正しい保存方法!賞味期限はどのくらい?
生ハムの原木の正しい保存方法ですが、
基本的に常温保存で構いません。
生ハムの原木は巨大で重量もあるので、
常温と言っても、
置く場所も限られてしまいます。
ですので、いっそ生ハムの原木を
インテリアのように飾るレベルで、
お部屋に置いた方がいいと思います。
賞味期限ですが、
常温保存でもなんと、
半年から1年は余裕で持ちます。
しかし、その間に夏場があると、
日本の場合はどうしても高温多湿ですから、
常温保存には気をつける必要があります。
生ハムの保存方法ですが、
常温だとしても直射日光が当たる場所や、
冷暖房などの風が当たる場所は、
避けるようにしましょう
また、生ハムの原木を
保存する際に注意する点ですが、
衛生的にと思ってラップをかけて、
保存をしたくなると思いますが、
実はこれはNGです。
生ハムの原木にラップをかけてしまうと、
そこに湿気が溜まってしまい、
生ハムの原木にカビが生えてしまいます。
生ハムの原木の保存の際には、
表面にオリーブオイルを軽く塗り、
キッチンペーパーや、
生ハムの原木の保存袋をかぶせて、
保存をするようにしましょう。
こちらの保存袋は
商品によっては一緒についているので、
活用してくださいね。
生ハムの原木にカビが生えた!カビの取り方は?まだ食べられる?
生ハムの原木ですが、
カビが生えてしまうことがあります。
というより、生ハムの原木を買った時点で
すでにカビが生えていることもあります。
これは不良品なのでしょうか?
結論から言えば、そんなことはなく、
カビが生えても生ハムは食べられます。
生ハムの原木を購入時に生えているカビは、
生ハムの製造時に生えたものです。
これは生ハムが
熟成されている証拠ですので、
全く問題はありません。
取り方としてはナイフで
表面を薄く剥ぎ取れば大丈夫です。
生ハムは日が経って
熟成されればされるほど
雑菌が繁殖しにくくなります。
これは生ハムの原木内にいる
酵母菌が発酵されて、
他の雑菌の侵入を防いでくれるためです。
また、生ハムは製造過程で
塩漬けと乾燥で殺菌処理を行っています。
生ハムの内部は塩分濃度が高いため、
カビも繁殖が侵入してこないです。
ですので、カビによって生ハムが
食べられなくなることはありません。
しかし、白カビが生えるようでしたら
問題はないのですが、
黒っぽい青カビが生えてしまうと、
生ハムの品質が
落ちてしまう恐れがあります。
これは湿度の高いところで
生ハムの原木を保存していると
青カビが発生しやすいです。
海外の場合はそこまで気にしないですが、
日本の場合は湿度が高いため
梅雨時期などに生ハムの原木を
適切な管理をしないと
青カビが生えてしまう恐れがあります。
ですので、上記の保存方法をしっかり徹底して
生ハムを最後まで美味しく食べてくださいね!
「生ハムの原木の保存方法は?賞味期限は?カビが生えても食べれる?」のまとめ
生ハムの原木は海外で
作られていることが多く、
基本的に日本の環境には、
考慮をされていません。
ですので、日本の環境だと、
生ハムの品質を保つのには、
少し大変かもしれません。
しかし、逆に品質をうまく
保てることができる環境があれば、
生ハムの原木は生活の質を
大きく向上させることができます。
ぜひ生ハムの原木を管理できる環境が整ったら、
家に生ハムの原木を置いて
生ハムライフを楽しんでください!
きっと嫌なことも生ハムが忘れさせてくれますよ!