アク抜きをしたさつまいもに
砂糖とみりんと醤油を加えて
煮込んで作るさつまいもの甘煮。
甘くてほくほくなこの料理は、
おかずでもおやつでも食べられるうえに、
そのちょうどいい甘さと食感で
お子さんからは人気があります。
そんなさつまいもの甘煮ですが、
せっかく作るのであれば、
一気に作ってしまいたいと考えて、
たくさん作ったのはいいものの、
食べきる事が出来なかったという経験を
された方もいらっしゃると思います。
自宅にあればおやつにでも
お茶と一緒に食べられる便利な料理ですが、
このさつまいもの甘煮は
どのように保存すればいいのか、
そしてどれくらい
保存できるのか気になりますよね。
そこで、今回はさつまいもの甘煮の保存方法と
その保存期間についてご紹介をしていきたいと思います。
さつまいもの甘煮を上手に保存して、
好きなタイミングで食べられるようになれば
お子さんも大喜びですよね。
さつまいもの甘煮の保存期間！冷蔵庫だと日持ちはどれくらい？
さつまいもの甘煮を保存するとした場合、
多くの方は冷蔵庫に入れて保存をすると思います。
その場合は、密閉容器に入れた状態であれば、
冷蔵庫でおよそ5日ほど日持ちすると言われています。
冷蔵庫に保存するとはいえ、
5日も日持ちするのは意外に思う方も
いらっしゃると思いますが、
実はこれには理由があるのです。
食材が痛む大きな要因は、
水分を含む食材に細菌や微生物が付着し、
それが繁殖する事によって
カビが生えてくるというものです。
しかし、塩や砂糖は食材の
水分を吸い取ってくれるため、
水分の減った食材から細菌や
微生物が離れていき、
劣化を遅くさせるのです。
そのため、砂糖を多く使われている
さつまいもの甘煮は菌の繁殖が抑えられているため、
5日もの日持ちができるのです。
ちなみに、冷蔵庫がない時代には
食材を塩や砂糖に付けて
保存をしていたとされているため、
先人の知恵でもある
理にかなった保存方法でもあるのです。
さつまいも以外にも、
野菜を砂糖や塩で味付けをして
長期間保存できるようにできる料理を
探すのも面白いかもしれませんね。
さつまいもの甘煮は冷凍庫で保存できる！注意点は？冷凍での日持ちはどれくらい？
先ほどはさつまいもの甘煮を
冷蔵保存する場合の日持ちについての
ご紹介をさせて頂きました。
ここでは、冷凍保存をした場合には
どれくらいの日持ちをするのかについて
ご紹介をしていきたいと思います。
まず、さつまいもの甘煮を冷凍した場合ですが、
およそ2週間は日持ちをすると言われています。
保存方法には冷めたさつまいもの甘煮を、
なるべく空気が入らないように注意しながら、
１食分ずつラップで包み、
さらにチャック付き保存袋に入れて保存をします。
空気が入ってしまうと
状態が悪くなってしまう可能性があるため、
保存をする時には注意が必要です。
そして、食べたいときには冷凍庫から取り出して、
お皿に移して電子レンジで温めるだけです。
さつまいもにはビタミンＣが豊富であるため、
風邪の予防として食べるのもいいですし、
お子さんのおやつとしても食べられる料理です。
そのため、冷凍庫で保存しつつも、
好きな時に温めて食べると非常に便利なのです。
また、電子レンジで解凍しても
さつまいものホクホク感はそのままなので、
冷凍保存をしても
味は落ちることがないため
安心できますね。
まとめ～正しい保存方法で美味しいさつまいもの甘煮を食べよう！～
今回はさつまいもの甘煮を冷蔵保存、
冷凍保存をした場合のそれぞれの日持ちや方法、
注意点についてご紹介をさせて頂きました。
さつまいもにはビタミンＣ以外にも
高血圧を予防するカリウムも豊富に含まれているため、
健康にいい食材でもあります。
さらに、砂糖の代わりに
ハチミツや黒糖といったバリエーション豊富で
美味しく食べられる料理です。
サツマイモはお店にも売られている身近な食材ですが、
工夫しだいによっては日持ちもしますし、
甘く美味しく食べられる食材です。
今回ご紹介したさつまいもの甘煮の保存方法が、
今後の皆様の食卓を彩る
何かの助けになれれば幸いです。
