スーパーでもコンビニでも
多くの場所で販売されている冷凍食品。
そんな冷凍食品は、お弁当の
代わりにもおかずにもなる、
とても便利で美味しいものであるため、
多くの人々が重宝しているものです。
その名前の通り、
すでに調理をされたものが
冷凍保存されており、
食べる時に電子レンジで、
解凍をするものであるため、
冷凍しておけば長持ちする
イメージもありますよね。
しかし、実際には冷凍食品は
冷凍されているからと言って、
いつまでも美味しく
食べられるわけではないのです。
日頃から私たちの生活に
欠かせない冷凍食品は、
どれくらいの期間
保存できるか気になりますよね。
そこで、今回は簡単に美味しく食べられる
冷凍食品の賞味期限や、
賞味期限切れの冷凍食品について、
ご紹介をしていきたいと思います。
冷凍食品の賞味期限切れはいつまで食べれる？半年ぐらいだったら大丈夫？未開封と開封後でも違う？
忙しい日々に料理をする余裕が
なくなってしまった時に重宝される冷凍食品は、
スーパーの特売日に
まとめ買いをする方も多いはずです。
冷凍食品の賞味期限
そんな冷凍食品はずっと保存できると
思っている方も多くいらっしゃいます。
しかし、冷凍食品は
たしかに長期の保存ができますが、
賞味期限も存在しています。
冷凍食品は未開封の状態では、
およそ3カ月から半年や一年、
中には1カ月くらいしか
もたないものもあります。
冷凍庫の開け閉めで冷凍食品が劣化してしまう
さらには、冷凍食品はマイナス18℃での
保存をする前提で作られているため、
扉を頻繁に開け閉めする家庭の冷凍庫では、
知らないうちにダメージを受けています。
つまり、何となく、
ほとんど劣化しないイメージのある冷凍食品も、
意外と劣化する、というのが現実なのです。
そのため、先ほどご紹介した期間よりも、
なるべく早めに食べてしまう事をオススメします。
ただし、この期間はあくまで賞味期限であるため、
期限が過ぎたからと言って、
すぐに腐ってしまうというわけではありません。
賞味期限が少し過ぎたくらいであれば、
食べるのには問題はありません。
もしも、買ってから時間の経った
冷凍食品を食べようと思ったら、
念のため見た目と臭いで判断をしてから
食べるようにしましょう。
開封後の冷凍食品は出来るだけ早く食べる事が望ましい
ただし、開封をしてしまった冷凍食品は、
未開封のものに比べて
賞味期限はかなり短くなります。
開封をされたことによって、
冷凍庫内で水分が飛んで、
食品が固くなって品質が急速に劣化するため、
およそ開封後、約1週間が目安とされています。
そのため、開封後、
ある程度、日数が経過したものは、
賞味期限が過ぎたものと同様に、
見た目と臭いなどの状態を確認して、
食べるかどうか判断するようにしましょう。
さらに、開封と解凍をしたものを、
また冷凍した場合は、
その日のうちに
食べてしまう事をオススメします。
冷凍されているとはいえ、
食品が腐らないという事はありません。
それに、お伝えした通り、
家庭の冷凍庫は開け閉めするため、
冷凍庫内部の温度が上がり、
完全に冷凍されているわけではないのです。
冷凍庫の開け閉めの頻度は、
各家庭によって違うでしょうが、
冷凍庫の開け閉めの頻度によっては、
冷凍食品は意外と早く
劣化してしまうものなのです。
そのため、冷凍していれば大丈夫と思わずに
一度、賞味期限の確認をすることをオススメします。
冷凍食品の賞味期限切れ！1年過ぎや2年過ぎとか3年過ぎとかだとさすがにキツい？未開封でも無理？
多くの食品で設定されている賞味期限は、
あくまでその期間内であれば、
美味しく食べられますという目安です。
そのため、賞味期限が切れてしまうと、
味の劣化を感じることはありますが、
すぐに腐ってしまうという事はないので、
安心をしてください。
また、未開封であれば、
冷凍食品であれば賞味期限が切れて、
1カ月経ったものでも、
食べられる場合があります。
ただし、賞味期限が切れたものを食べる前に、
本当に食べられるのか確認をする必要があります。
賞味期限切れの冷凍食品が食べられるかどうかの確認方法
長期間保管していた冷凍食品が、
食べられない可能性がある目印としては、
表面に霜が付いていること、
パッケージが膨らんでいること、
冷凍焼けを起こしていることです。
表面に霜が付いていた場合、
食品の水分が出てきてしまい、
それが、また冷凍されて霜になっています。
つまり、保管していた冷凍食品が
扉の開け閉めによって半解凍状態になっていて、
劣化が進んでいる場合があります。
次に、パッケージが膨らんでいた場合ですが、
これは気圧の変化が原因であれば問題はありません。
しかし、食品の腐敗が進むと、
パッケージが膨らむため、
冷凍庫に入れておいた冷凍食品の
パッケージが膨らんでいたら要注意です。
そして、冷凍焼けを起こしている場合は、
食品の水分が飛んでしまっているため、
劣化が進んでいる場合があります。
また、劣化が進んでいなくても
味が落ちているため、
あまり美味しく食べることができません。
このように、賞味期限が切れた冷凍食品は、
食べる前に食品やパッケージの状態、
そして味やにおいの確認を
することをオススメします。
冷凍食品なら長期の賞味期限切れでも食べれそうな気がするのは幻想
賞味期限は、メーカーが保証する、
美味しく食べれる期限ですので、
賞味期限が切れたからと言って、
未開封であれば、すぐに食べられなくなる、
というわけではありません。
少し賞味期限が切れたくらいであれば、
味や風味が落ちている事はあるかもしれませんが、
十分、安全に食べる事が出来るでしょう。
ただし、未開封の冷凍食品とはいえ、
半年や一年、二年、三年などといった、
長期の賞味期限切れを食べる事は、
やめておいた方がいいでしょう。
ところで、冷凍食品は、何となくイメージ的に、
賞味期限切れでも、ずっと食べれるのではないか？
それこそ、未開封であれば、
半年、一年、二年、三年と、
長期間、賞味期限を過ぎても、
食べれるのではないか？
などといったイメージを持つ方も、
いるのではないでしょうか？
ただ、それはあくまでイメージで、
先述の通り、冷凍食品は冷凍保存しているとはいえ、
家庭では、冷凍庫の開け閉めによって、
確実に劣化していっているのです。
ですので、未開封の冷凍食品だから、
賞味期限切れでも、半年過ぎても、
1年過ぎても、2年過ぎても、3年過ぎても、
食べれそうな気がする、というのは気のせいで、
幻想でしかないのです。
未開封でも長期の賞味期限切れはおすすめできない
その他、冷凍庫の開け閉め以外でも、
未開封の冷凍食品も様々な条件で、
食品が劣化して腐っている場合があるので、
やはり賞味期限が切れてから、
半年や1年、2年、3年以上経ったものを食べることは、
あまりオススメできません。
半年や1年、2年、3年などといった、
長期に賞味期限を過ぎた冷凍食品を食べるのであれば、
状態をしっかりと確認した上で、
自己責任で食べる必要があります。
まとめ～便利な冷凍食品だけど保存期間を過信しないでください！～
今回は冷凍食品の賞味期限について、
賞味期限切れは食べられるのかどうか、
などをご紹介をさせて頂きました。
私たちは無意識のうちに
冷凍していれば、腐らないと
思ってしまっているところがあります。
そのため、最初から、
冷凍されている冷凍食品は、
長期間保存できるもの
という根拠のない考えもあります。
しかし、たとえ冷凍保存をしていても、
扉の開け閉めによる
冷凍庫内の温度の上昇などのように、
様々な要因で状態が
悪くなることが考えられます。
そのため、未開封の冷凍食品とはいえ、
半年や1年、2年、3年などといった、
長期間の賞味期限切れは、
安全のためにも食べない方が良いでしょう。
まとめ買いをしておけば
便利な冷凍食品ですが、
少しずつ劣化していきます。
もちろん、常温や冷蔵で
保存している食品などと比較すれば、
間違いなく冷凍食品の劣化は遅いですが、
それでも確実に、
時間の経過とともに、
少しずつではありますが、
劣化は進むのです。
なので、冷凍食品の保存期間を過信しないで、
賞味期限内に食べ切れるように、
賞味期限を管理することをオススメします。
賞味期限内に食べられる量を買い、
期限内に食べることが
美味しい冷凍食品を味わうコツなのです。
