野菜の保存にはそれぞれ
適した方法があります。
人参が好きで、よく買う方でも
人参はとりあえず野菜室に
入れている人が多いと思います。
しかし、人参の正しい保管方法は
ちゃんと知っていますか？
人参の最適の保存方法は、
常温か冷蔵か、冷凍か。
また保管する際の注意点は？
使い分ける方法は？
これらを知っていると
ニンジンの保存期間であったり、
美味しさ、栄養までもが
違ってきます。
そこでここでは、常温、冷蔵庫、冷凍庫と、
人参の保存方法について
色々と解説をしていきたいと思います。
人参の保存方法！常温や冷蔵庫で保管する時に注意する点は？
それでは人参の保存方法
について解説をしていきます。
まず、人参に適した保存方法ですが、
温度が0～6℃で湿度が90%ほどです。
ですので、温度的には
野菜室に入れて問題ないのですが、
人参の保存には
湿度対策が必要になります。
常温で保存する場合
にんじんの最適な保存状態は
上記の通りですが、
もちろん、人参は常温でも、
ある程度は保存はできます。
スーパーなどでは、
常温で売っていますしね。
常温で人参を保存する場合は
新聞紙にくるんで保存すると良いです。
人参は水気がついてしまうと、
そこから痛みやすいです。
ですので、新聞紙で水気をとると同時に、
乾燥からも人参を守るようにしましょう。
常温でも保存場所としては、
冷暗所の方がオススメです。
保存期間としては、
一週間が目安になりますが、
夏場は人参が傷むのが早く、
常温保存はオススメはしません。
冷蔵庫で保存する場合
人参を冷蔵庫で保存する場合も、
同様に乾燥対策として、
新聞紙に包むようにしましょう。
そして、保存箇所は
野菜室でいいのですが、
その際に人参を縦で保存します。
野菜を長期保存する場合には、
野菜の本来の姿勢のまま
保存するのが鉄則となります。
人参を始め、大根などの
根菜類は地中に向かって、
縦に成長しますよね。
ですので、人参を
保存をする際には地中の姿勢の通り、
縦に保存をしましょう。
そうすることによって、
人参が元の姿勢に戻ろうとして、
無駄なエネルギーを
使うことを防ぐことができます。
また、人参を切った状態で
冷蔵庫に保管する際には、
しっかりと切り口をラップで、
密閉をするようにします。
ラップで密閉することで、
切り口から水分が出るのを防ぎ、
人参が傷むのを防ぎます。
これらの保存方法で
人参の保存期間は
だいたい二週間ほどです。
人参を冷凍で保存する時の注意点は？冷凍した後に解凍する時の方法は？
人参は冷凍保存も可能です。
しかし、その際には
いくつか注意点があります。
カットした状態で保存する
もちろん、そのまま
人参を冷凍することもできます。
しかし、それだと調理に使う際に、
人参が切れなくてとても不便です。
ですので、調理に適した形に、
人参をカットした状態で、
冷凍保存をするようにしましょう。
加熱調理した状態で保存
生の人参よりは加熱調理をした状態で
冷凍保存をした方が傷みにくいです。
いくら冷凍保存が
長期で保存できるからと言っても、
徐々には人参は傷んでいきます。
少しでも長く保存をしたいのなら、
加熱調理を加えましょう。
水気を取るようにする
人参を冷凍時に水気が残っていると、
解凍をした際に味が落ちしまいます。
ですので、保存をした際に、
キッチンペーパー等で、
人参の水気をしっかりとった状態で、
冷凍するようにしましょう。
カットした状態であったり、
加熱した状態で冷凍保存をすれば、
調理に使う際には、
そのままフライパンに入れればOKです。
また電子レンジで、
加熱をするだけでも大丈夫です。
保存期間は約1ヶ月と
冷凍保存が一番長いです。
保存する際には、
ジップロックなどで日付を書いておくと、
管理ができるので楽ですよ。
「人参の最適な保存の方法は？常温？冷蔵？それとも冷凍？保管の際の注意点は？」のまとめ
人参は栄養もあり、
彩りも良いので、
料理に使う機会が多いです。
その分、人参をまとめ買いをする事もあり、
保存場所に困ったりと大変ですよね。
そこで、今回紹介した、
人参の保存方法のコツがお役に立てば幸いです。
人参に限らず、
野菜は適切な保存をすることで、
栄養価や味を損なわず、
長期間の保存が可能です。
人参に限らず、
様々な野菜の保存方法を
改めて調べて見て、
野菜を長い間美味しく、
食べられるようにしてくださいね！
