バリ島移住生活で感じた「目覚めの悪い朝」~虫・ゴキブリの話~

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題名の通り、【ゴキブリの話】ですので、苦手な方は注意して下さい。

 

本題に入る前に、まずはインドネシア語の話を少し。

 

日本語や英語に丁寧語があるように、インドネシア語にも当然存在します。

 

例えば、「トゥリマカシー(=ありがとうございます)」という感謝の言葉があります。

英語で「Thank you」を、親しい間柄では「Thanks」と言うように、この「トゥリマカシー」を「マカシー」と言い換えることができます。

 

日本でも当たり前のことですが、何かを教えてもらったり物を頂いたりした時、しっかりと感謝の言葉を伝えることが大事です。

言われた方も気持ちがいいですし、その時に現地の言葉を使うと更に親近感が湧くと思います。

 

なので、バリ島に行ったら「マカシー」を使ってみて下さいね。

まずはタクシーの運転手やホテルのドアマン、ツアー業者さんに使ってみると良いと思いますよ。

 

感謝の言葉の話をしておきなながら、今回は感謝できな“ありがた迷惑な出来事が「目覚めの悪い朝」になったというお話しをしたいと思います。

 

朝から激しいエンジン音とともにコス周辺が煙に包まれた!

※コス=アパート

 

5月上旬ある日の話です。

時刻は早朝6時ごろで、「ブゥオーーーーッ!」という聴き慣れない轟音が鳴り響きました!

それも、すぐに終わるのではなく、10分ほど続いていたのを覚えています。

 

窓から外を見ると、コスの辺り一面が白い煙に巻かれており、少し刺激臭のような臭いがしました。
※火事や爆発ではありません。

煙に巻かれているバリ島のコス

たしか、同じような光景を1ヶ月前に見たぞ!聞いたぞ!と思い出して、青ざめました。

その正体は「燻煙機」(フォギンと言います)なのです。

日本では、船で運んできた輸入品の殺虫などで使われると聞いています。

 

これは後ほど大家さんから聞いた話なのですが、作業員の方たちは村役場の人だそうです。

それにしても、朝早くから騒音作業をやるなんて、日本ではあまりありませんよね。

 

この「フォギン」って意外と大きくて重そうなんですが、これまたバリ島民お得意のバイクで運んでいます。

 

まだ早朝ということもあり、ドアも窓も閉めて、冷房の効いた部屋で寝ていたので、煙が部屋に入ってくることもなく一安心。

ある意味、朝早い作業で良かったのかなとも思いました。

 

日本では馴染みのない事だと思いますが、バリ島では住宅街で撒かれることも時折あるそうです。

回覧板でお知らせが来るとか、アナウンスされるとかもありませんから、戸締りはしっかりとやっておいた方が良いですよ。

 

目覚めた後に見た「悪夢」の始まり ゴキブリの大群が・・・

ここからゴキブリの話ですので、苦手な方は注意して下さい。

私が一番青ざめた理由が、茶色い虫の襲来を恐れたからです。

1ヶ月前にフォギンが使われた時には、その物体が2匹ほど我が家に入ってきました。

 

今回はその時の10倍以上の数が裏の家から逃げ込んで来ました!

煙で弱って、コスの庭で右往左往しています。

中には家の中に入ってこようとするヤツまでいるのです。

 

その正体は「ゴキブリ」です!

 

実は、ゴキブリの写真も撮ってて、この辺りに掲載しようかと思っていたのですが、さすがにこれはちょっと・・・と思ったので、写真は無しという事にしました。

 

通常、フォギンは、デング熱対策のため、蚊の害虫駆除に使われるそうなのですが、その家付近に潜む他の虫たちも当然避難します。

 

そして生命力の強いゴキブリは、その場で殺虫されることなく、飛んで周辺の住居に逃げ込んでくるのです。

本当に数が尋常ではありません。

どれだけ裏の家に居たのだろう・・・

 

「ゴキブリは1匹いたら100匹いると思え」なんて昔から言われていますが、私は今まで、ゴキブリの大群を見たことがありませんでした。

別に特別、虫嫌いということではありませんが、やはり気になるのが「菌」です。

 

過去にも部屋の中にゴキブリがいたことはあったので、それなりの準備をしていました。

バリ島では一般的なことですが殺虫剤は常備しているものです。

 

私もゴキブリ専用の殺虫剤を最近購入したばっかりでしたので、すぐに対処することができました。

ゴキブリをそのままにしておくと、次はアリの大群がやってくるので、その前に掃き掃除をしなければなりません。

私は退治をメインにして、後処理は全て大家さんがやってくれました。

 

ちなみにバリ島民はゴキブリを見ても平気で、むしろ怖がる日本人が不思議に見えるのだそうです。

茶色い軍団もバリ島で平穏に暮らしているだけなんですけどね・・・。

 

まとめ

今回は、コス裏のフォギンが招いたありがた迷惑な話をさせていただいたわけなのですが、部屋に入ってくる蚊が減ったとかも無いですし、ありがたいことなんて一つもありませんでした。

 

本当に目覚めの悪い朝となりました。

強いて言うならば、フォギンの一件が良い経験になり、危険察知レベルが上がったということに対して「マカシー」ですね。

 

世界では、イナゴの大群などで、農家に大打撃を及ぼすものなどもありますよね。

人間と害虫の戦いは、常日頃から行われていることです。

それが自分の身や農地、家に危険を及ぼすと思ったら、退治しないといけません。

 

バリ島に行くときには、殺虫剤や虫除けスプレー、虫刺されなどの害虫予防策というのも考えておいた方が良いですよ。

日本から持ち込めるものであれば、持って行った方が良いですし、現地でしか買えないものであれば、購入しておくことが旅行や移住を楽しむことにもつながると思います。

 

現地では、どんなものが良いのかという話は違う機会に紹介させていただきますので、楽しみにお待ち下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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