セラマッマラァム(=こんばんは)。
突然ですが皆さんはお風呂に何時に入りますか?
通常は夕食後だったり、仕事から帰宅後だったりと、大体20時から21時くらいじゃないでしょうか。
日本では暗い時間帯に入るというのが一般的ですよね。
それに対して、バリ島民は日没前に入るのが一般的です。
南国で暖かい時間なら、水シャワーの方が気持ち良いし、ガスの省エネになるという事なのでしょうね。
ウチの大家さんは、大体17時頃に入った後、よく子供と庭を散歩しているのを見かけます。
ちなみに私たち夫婦は、日本にいる時と同様、夕食後の20時くらいに入っています。
調理中や食事中に汗をかいてしまうという理由から、大体その時間になっているのです。
もっと他にも理由はあるのですが・・・
お風呂事情に関しては別の機会でお話ししますね。
それでは今回のお題にある現地のガス料金事情に迫っていきたいと思います。
コスで支払うガスの基本料金とは?ガスの常識について紹介!
※なお、コスはアパートという意味です。
前回のバリ島の電気代の話に引き続き、今回はガス代の話と、光熱費の話続きです。
ガス料金については水道料金と同じで基本0円です!
※ちなみに前々回は水道代の話で、この3記事でバリ島の水道光熱費の事情が分かります。
とは言っても恐らく家賃に含まれていると思われるのですが、特に大家さんからガス料金の説明もないし、実質ガス代としては払っていません。
タダなら使い放題!・・・なのですが、当然エコにも考慮しなければなりません。
さらに、もう一つガスを節約しないといけない理由があります。
それは、コス全体で1つのプロパンガスを共有しているからです。
ちなみに、ウチのコスでこのガスで給湯しているのはシャワーのみです。
日本のようにキッチンの蛇口からお湯が出てくるということもありません。
そして、ガス欠になったら、新しいボンベを大家さんが買ってきて、交換して設置するというシステムです。
上の写真にあるようなガスボンベを、自分のバイクで運んでくる光景がまた、たくましいなぁと感じます。
ん?とココで疑問に思った方は、鋭い洞察力の持ち主かもしれませんね。
現在、都市ガスが主流の日本では、想像がつかない方もおられると思いますので、簡単に補足説明させていただきますね。
通常、プロパンガスは、ガス屋さんが運んで設置するというのが常識です。
日本では、プロパンガスの設置や保管場所も法律で定められていて、許可された専門の人(高圧ガスに関する国家資格保有者)のみが扱えることになっています。
だから、自分で買ってきて設置するということ自体がありえないことなんです!
日本人からしてみると、無法地帯と見られるかもしれませんが・・・これがバリ島の「ガスの常識」となっています。
部屋の中にプロパンガスを設置!ガスの寿命は?
先ほど説明したのは、シャワーに使われるガスの話です。
それじゃあ、料理はどうしているの?などという疑問がわきますよね。
もちろん、料理などにもプロパンガスを使います。
この写真のミニタイプ1つで約1200円です。
そして、水タンク(AQUA)と同様で、空になった容器をお店に持っていくと、約150円と安価で交換することができます。
お買い得になっていて大変嬉しいのですが、この料金設定って本当に「謎」ですよね。
また、お店によって、値段設定が違うので、少しでも安い方が良いという人は、購入前に確認しておく必要があります。
そして、水タンクと同様で、容器は必ずしも新品というわけではありません。
我が家では、床を汚したくないという理由から、必ずガスボンベ本体を浴室で洗っています。
その後ベランダで乾燥させてから部屋に置いているのです。
ちなみに、バリ島の一般的なキッチンには、換気扇が備え付けてありません。
なので当然、調理する時は、必ずドアや窓を開けて換気をしています。
それでは、ミニタイプのガスボンベ一回分でどれくらい使用できるのかということですが、これは頻度によって変わると思いますので参考程度に読んで下さい。
【ガスの使用場面と使用時間】
- 朝のコーヒー作り(約3分)
- ランチ作り(約20分)
- ディナー作り(約30~40分)
このぐらいの使用方法で、大体2ヶ月はもちます。
ということは、1ヶ月のガス料金は約75円!
また、1日の使用時間を1時間と仮定すると、およそ60時間は使えるという計算です。
※1口コンロを使用の場合
ここで、そんな細かい事をいちいち計算したりしなくても、ガス接続ケーブルの残量メーターがついているから、それを見れば分かるでしょ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私もそう思っていたのですが、1週間、1ヶ月・・・と過ぎても何の変化もありませんでした。
ミニプロパンガスが、いつ無くなるのだろう?と気になって、2ヶ月ほどが経とうとした時に、ようやく残量メーターの針が動いたのです!
すると、次の日にはガス欠になってしまいました。
「ガス欠一日前にお知らせするの!?」
私も他のメーターを試したことがないので、一概には言えませんが、信用できるものではないと思いました。
それでは、他にガスの残量を調べる方法はないものかと調べました。
その結果、たどり着いたお金をかけずに手っ取り早く分かる方法は、プロパンガスを持ち上げて振ってみることです。
中にガスの液体が入っているので、振ってみると残りが大体わかりますよ。
カセットコンロに入れるガスの調べ方と同じですね。
まとめ
今回は、バリ島のガス事情についてお話しました。
日本では、ガスの取り扱いは専門の業者さんがやるものなので、現地のガス事情を知って、驚いたという方もいると思います。
バリ島民はガスの国家資格を持っているわけではありませんが、買うことも設置することもできるんです。
ですが、ガスの設置の仕方が分からないと思った時は、絶対に聞いた方がいいですよ。
私も初めの設置は大家さんにやってもらいました。
それからコツをつかんで、自分で出来るようになったのです。
地元の人がやっているから自分も簡単にできると過信しないようにして下さいね。
それが事故の原因になりますからね。
それでは、ガスも残っていることだし、今日も妻に美味しいバリ島料理を作ってもらいますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。