一昔前と比較すると、泡石鹸が増えてきているように感じます。
そして、ドラッグストアなどに行っても、たくさんの泡石鹸が陳列されています。
ただ、一口に泡石鹸と言っても使う用途も種類も沢山あり、その成分や効能などもそれぞれです。
そもそも、この泡石鹸は、いったいなぜ最初から泡の状態で出てくるようにしてあるのでしょうか?
泡石鹸の泡は汚れを浮かせて洗浄するため
泡石鹸の泡は、身体の表面についた汚れを剥がして吸い出し、泡そのもので包み込んでくれる作用を持っています。
液体タイプのハンドソープや、洗顔の時によく泡立てて使われるのはこのためです。
泡でしっかりと汚れを浮かせて、小さな泡でその汚れを包み込んで洗浄するので、泡立ちがあまり良くないと状態だと、多くの汚れを浮かして包み込んではくれません。
ハンドソープなどで間違った使い方をしている人でよくあるのが、液体石鹸を手にとり、数秒手をこすり合わせてそのまま水で洗い流しているケースです。
手の表面のベタベタした皮脂などは落ちるかもしれませんが、この洗い方だとほとんど洗浄されずに、水で洗っただけなのと変わりがありません。
液体石鹸を使う場合は、しっかりと泡立てて使わなければ効果はありませんが、泡石鹸の場合は最初から汚れを浮かせてくれるクリーミーな泡として出てきてくれるので、このわずらわしさはなくなります。
泡石鹸を使うメリット
身体を洗う時、強引にゴシゴシと強く、皮膚が赤くなるくらいまでスポンジでこすったり、身体を洗う前にボディーソープをスポンジに垂らして泡立てずに身体を洗っている方がいるかもしれません。
ですが、そういった洗い方は、お肌にとって好ましい洗い方ではありません。
強く身体をこする事で気持ち的には、洗ってるという気分になれますが、皮膚組織も同時に剥がしているので、あまりおすすめの洗い方とは言えません。
ボディーソープも泡石鹸も、きめ細かい泡で、泡を伸ばすように優しく包み込みながら身体を洗うことで、お肌も優しく洗う事ができます。
また、きめ細かい泡で身体を洗う事によって、体臭の原因となる細菌なども泡に包まれて洗浄されていきますので、今まで以上に肌を清潔に保つ事ができます。
弱酸性とアルカリ性の違い
食器洗いの洗剤などは、アルカリ性のものが多いのですが、食器洗いをした後に、肌が乾燥した感じがあるという経験があるという方も多いと思います。
肌は弱酸性であり、洗剤や石鹸などはアルカリ性のものが多いです。
アルカリ性の洗剤や石鹸を使う事で汚れはしっかりと落ちますが、肌に必要な保湿される油分までもが洗浄されてしまいます。
デリケートな赤ちゃんや敏感肌の方などは、お風呂後に肌のトラブルを起こしてしまう可能性がありますので、赤ちゃんなどには弱酸性の泡石鹸を使ってあげる方が好ましいです。
また、女性のデリケートゾーンなどは、皮膚が非常に薄い敏感な部分なので、アルカリ性の石鹸で洗う事によって、皮膚への刺激が強すぎて、逆にかゆみの原因になったりします。
そのため、デリケートゾーンは専用の弱酸性のソープを使うのが好ましいでしょう。
コラージュフルフル泡石鹸について
コラージュフルフル泡石鹸は、弱酸性で低刺激、赤ちゃんのお尻周りの様な敏感な部分でも洗うことのできる薬用泡石鹸です。
この泡石鹸の一番の特徴として、洗浄をするだけではなく、ニオイの元となる真菌(カビ)や細菌の繁殖も抑制してくれる点が挙げられます。
驚かれる方もいるかもしれませんが、人間の身体の表面には沢山の菌が存在していて、普段は危害がありませんが、体調の変化などによって増加して、感染症の発症や腋、デリケートゾーンのニオイの発生の原因になります。
コラージュフルフル泡石鹸の中には抗真菌成分であるミコナゾール硝酸塩と、殺菌成分であるイソプロピルメチルフェノールの2つの有効成分が配合されています。
泡で汚れや菌を綺麗に洗浄して、さらにカビと細菌の繁殖を抑えてくれる泡石鹸です。
細菌を抑制してくれるタイプの石鹸は今までにもたくさん販売されていましたが、カビも洗浄し抑制することができるものは、日本ではコラージュフルフル泡石鹸が初めてだったそうです。
コラージュフルフル泡石鹸は、幅広い需要に応えてくれる製品でしょう。