断乳、そろそろ考えなきゃ、
というママ、
どうすればいいか迷いますよね。
そろそろ仕事に復帰する方は
断乳にどれくらい時間がかかるのか、
どうしたらスムーズにいくのか、
すごく不安だし悩みますよね。
今は卒乳とも言うのでしょうか、
どちらにしても母乳をやめることですが、
正直悩みます。
赤ちゃんがさびしがって
泣いたらどうしよう、
急に母乳をやめても、
母乳が余ってあふれてきたら困る、
外出先にあふれてきたらどうしよう、
ママは悩みがいっぱいです。
ひとつひとつ
不安を取り除いていってみましょう。
断乳は少しずつ進めていく事が大事
断乳を考えるということは、
赤ちゃんはある程度
離乳食を食べていますか？
離乳食前だとしても、
ミルクさえあれば断乳はできます。
母乳をやめて完全にミルク、
もしくはミルクと離乳食に変更する
というだけですから。
言葉で言うのは簡単ですが、
具体的にどうするのか？
ということなのですが、
母乳はやめると決めても、
すぐでなくなる、
というわけではありません。
女性の乳房にある乳腺が
血液を母乳に作り替えているのですが、
すぐにぱったりと
その機能をやめることはありません。
ということは作られた母乳を
適切に取り出しておかないと
詰まってしまうのです。
乳腺炎ですね。
なった人にしかわかりませんが、
高熱が続き、おっぱいが
カチカチに石のようになり、
保冷剤で冷やさないと
いけなくなります。
かなり苦しい状況です。
なんて言ったって
育児中のママは、
基本的に休めないんです。
それを避けるため、
赤ちゃんにあげる母乳の量を
少しずつ減らす、
または自分でおっぱいを絞って、
乳腺炎を予防します。
なぜ少しずつかというと、
母乳は赤ちゃんが飲んだ量に合わせて
乳腺が作ります。
飲んだ量が多ければ、
それに合わせてたくさん母乳を作りますし、
少なければ少ないなりに作られるのです。
つまり飲んでもらう量を
だんだん少なくすれば、
母乳の量も減り乳腺炎を避けて
断乳することができる、
ということなのです。
断乳はケアが大事！絞り方はどうする？
先に説明したように、
乳腺は勝手に母乳をつくっている状況なので
少しずつ量を減らしていきます。
赤ちゃんにあげる量を
減らす方法もありますが、
赤ちゃんにあげる
状況ではない時は自分で絞ります。
おっぱいを触るとわかりますが、
しこりのように固くなっている部分を
ほぐすように絞ってください。
大量に絞る必要はありません。
カチカチになって、
苦しくならない程度に
定期的に絞ってください。
昼間だいたい短くて2～3時間おき、
長くて5～6時間おき、
おっぱいが張らなくなれば、
回数は徐々に減らします。
赤ちゃんに吸ってもらうのが
一番楽なのですが、
職場などで授乳できない時は
仕方ありません。
人のいない部屋、
トイレなどでするしかないですね。
トイレだと備え付けのティッシュに
吸い込ませれば
そのままトイレに流せるので便利です。
タオルに絞った場合は、
ビニール袋に入れて持ち帰って
洗濯しましょう。
もったいないような、
微妙な気持ちになりますが
仕方ありません。
慣れれば平気です！
絞りすぎると、
また大量に母乳がつくられてしまい、
おっぱいが張って苦しくなるので
絞りすぎには気をつけましょう。
夜間の断乳を成功させ楽になる！始めたい！方法は？
夜間の断乳は
ミルクに変えることで解決できます。
ミルクは母乳に比べて
腹持ちが良いので、
母乳をあげるより
夜間ぐっすり眠ってくれますよ。
もし知らないママがいたら、
ぜひ試してみてください。
赤ちゃんが
ぐっすり眠ってくれるだけで、
ずいぶん負担が減り、
ママの睡眠時間も確保されて、
育児でボロボロの身体も
楽になりますよ。
赤ちゃんのいつもの寝る前の授乳を
ミルクに切り替えるだけです。
ミルクならママでなくても、
パパでもあげることができるので、
おすすめです。
パパのミルクでの授乳は
一度で上手くいかなくても
気にしないでください。
何度もやっていれば慣れてきて、
結果的に赤ちゃんが
夜良く寝てくれれば問題ありません。
パパと赤ちゃんの
スキンシップになりますよ。
まとめと筆者の体験談
筆者はまだ子供が
生後半年くらいの時に働き始めました。
女性の多い職場で周囲の理解もあり、
子どもを預けて会社に通勤しました。
やはりトイレで自分のおっぱいを
絞らなければならないのは面倒くさいし、
時間は取られるし、
自分の身体が赤ちゃんのためにつくった
母乳を捨てるのは微妙な気持ちでした。
しかし、少しずつですが母乳が減っていき、
普通の状態に身体が戻っていくのを感じ、
同時に仕事をする喜びを
感じることができたのは嬉しかったです。
どうしても育児中は
狭い世界にこもりがちになります。
授乳は子育ての幸せも
感じさせてくれますが、
命をあずかっている緊張感と
隣り合わせです。
断乳することで身体は徐々に
妊娠前の状態に戻っていきます。
断乳は子育ての一つの
区切りになります。
母親だけができる
象徴的なことですからね。
それをやめるということは、
母親として感慨深いことだと思います。
とはいえ、育児はまだまだつづくので、
感傷に浸る間もないのですが。
断乳と仕事を始めることは
必ずしもセットではありませんが、
できるだけ快適に断乳して、
母親として一人の女性として、
ステップアップしていって
ほしいと思います。
