赤ちゃんが離乳食を手づかみ食べしない!手づかみ食べは必要?

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離乳食を進める中で、
つかみ食べという時期があります。

 

それまでは、ママやパパが
スプーンで食べさせますが、

食べることに慣れて、興味が出て、
手を伸ばすようになってきます。

 

自分でスプーンやフォークを、
使うことはできませんが、

物をつかむことが、
できるようになれば、

自然とつかみ食べを
始めるようになります。

 

だいたい9か月くらいの時期から、
手づかみ食べが始まると言われていますが、

個人差がありますので、
もっと早い時期、
または、もっと遅く1歳を過ぎてからなど、
様々なケースがあるようです。

 

昔は、汚い、みっともない、
などの理由から、

手づかみ食べよりも、
スプーンやフォークを、
使えるようになることを、
推奨されていましたが、

手づかみ食べは、
成長過程に必要であると、
言われるようになりました。

それでは、
手づかみ食べは、どんな意味があるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんが離乳食を手づかみ食べする必要はあるの?理由は?

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赤ちゃんは、
最初は泣くことしかできません。

少しずつ首が据わり、腰が据わって、
寝返りを打てるようになります。

手も足も、大人のように
器用に動かせるようになるには、
時間がかかります。

 

手づかみ食べは赤ちゃんが成長の途中で自分で食べることを身につける方法

手づかみ食べは、
その成長の途中で、

自分で食べることを、
身につける方法のひとつです。

 

目で見て、手で触って、
安全かどうか確認して、

自分の手で口に入れて、
食べるという行為は、
人間の基本的な食べるという動作です。

 

人間として生きていく上で、
やらないように禁止するよりは、

赤ちゃんがやって当たり前の、
作業であることを理解しましょう。

 

目で色や形を確認して、
手で触って感触を確かめ、
にぎることで柔らかさを確かめます。

口にいれることで、
どれくらいの量を口に入れることが
できるのか、飲みこめるのかを
子供は理解します。

それは、一方的に食べ物を、
食べさせてもらっている時には、
分からない感覚です。

 

赤ちゃんの手づかみ食べは大切な発達の段階の一つ

手づかみ食べは、
このような一連の動きを覚える、
調協運動と言われる大切な発達の
段階の一つだと言われています。

 

赤ちゃんが、
自分で食べ物を食べることは、

大人が想像するよりずっと複雑な
身体の動きを必要としているのですね。

 

大人にとっては、
きれいに食べること、
まわりを汚さないことを、
優先させてしまいがちですが、

手づかみ食べは、
限られた時期しか行われませんので、

大人の都合は、一時置いておいて、
赤ちゃんがやりたいように、
手づかみ食べをさせてあげましょう。

赤ちゃんの手づかみ食べの汚れ防止対策をしておこう

女の子の赤ちゃんのイメージ画像
手づかみ食べが、赤ちゃんにとって、
必要な発達過程だと理解していても、

周囲が汚れるのは、
ママにとっては、
かなりのストレスになります。

汚れても大丈夫なように、
赤ちゃんには、食べこぼしをキャッチするエプロン、
テーブルにはビニールマット、

床にもシートを敷いて、
できるだけ対策をしましょう。

少しでも対策をして、
掃除の手間がかからないように
しておきましょう。

何も対策しないよりはいいでしょう。

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赤ちゃんの手づかみ食べはいつからが目安?離乳食を手づかみで食べない時はどうすればいい?

男の子の赤ちゃんのイメージ画像
先ほどまでは、
手づかみ食べの重要性を挙げましたが、
次は、手づかみ食べがいつから始まるかです。

手づかみ食べの始まる時期は赤ちゃん次第

手づかみ食べは、
いつ頃から始まるかは赤ちゃん次第です。

9か月ごろによく見られると言われますが、
それより早い子もいますし、
遅い子は1歳6か月ごろ等様々です。

 

発達の仕方は子供によって異なる

スプーンやフォークを
使ってたのに、

急に手づかみ食べを
始める子もいるようです。

また、まったく手づかみ食べをしない子もいます。

あまり食べ物に興味を示さない子は、
手づかみ食べをしない傾向にあるようです。

ですが、無理に手づかみ食べを
させるのはやめましょう。

 

手づかみ食べをしてもしなくても、
結果的にきちんとスプーンやフォークを使って、

自分で食べ物を食べることが、
できるようになれば問題ありません。

 

赤ちゃんに手づかみ食べさせる食べ物

ちなみに、手づかみ食べは、
どんな食べ物でもやらせるように
推奨するものではありません。

豆腐やプリンのようなものを
わざと手づかみ食べをさせるのは間違いです。

手に握って食べやすいように、
おにぎりやパンをスティック状にしてたもの、

野菜スティックなどを
与えるようにしてください。

楽しくみんなで一緒に食べることが一番です。

まとめ~手づかみ食べに限らず子育ては不安になり過ぎないように~

子育てをしていると、
何もかもか手探りで、

学校の問題のように、
正しい答えはありません。

 

育児書を必死に読んで、
きちんと成長しているのか、

ちゃんと子育てできているのか、
心配で仕方なくなります。

 

手づかみ食べが激しくて、
掃除に追われて、
心が折れそうになる場合もありますし、

手づかみ食べをしないタイプの子供の場合、
なんでしないの?
私の育て方間違ってる?
なんて不安になるママもいるようです。

 

赤ちゃんがご機嫌で健康なら大体は問題無い

ですが、そんな細かい事にはこだわらず、
とりあえず、赤ちゃんがご機嫌で、
赤ちゃんもママも体調が良ければ問題ありません。

手づかみ食べなしで育つ子供でも、
スプーンとフォークを上手に扱えて、

自分で食べることができるようになれば、
人として生活に支障はありません。

結果的に、
ちゃんと自分で食事をできるように、
なれればいいのです。

 

どうしても心配ならお医者さんに相談する

どうしても、
不安がぬぐい切れない場合は、
健診の時や、主治医の先生に相談してみてください。

専門家に大丈夫ですよ、
と言ってもらえたら、
安心できますよ。

 

子育てには正解がありません。

だからこそ悩み、不安になるのですが、
ママ自身も赤ちゃんも元気で健康なら、
たいていのことは大丈夫です。

できるだけおおらかに子育てしたいですね。

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