栗拾いの栗が虫だらけ?虫食いの見分け方と虫止めの処理の方法は?

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栗拾いって楽しいですよね。

秋の栗のシーズンになると、
栗園では栗拾いが、
行われるようになり、

小さい子供から大人まで、
みんなで楽しむことができます。

 

拾った新鮮な栗は、
蒸しても焼いても美味しいですし、

持って帰って、
スイーツにするのもいいですね。

 

ただ、新鮮な栗を拾うことができる
栗拾いですが、

ちょっと困ってしまうのが、
栗についている虫ですよね。

拾った栗が虫だらけだったら、
ショックですよね。

 

それに、美味しそうな栗でも、

食べようと思って皮を剥いたら、
虫がいたなんてなると、

食べる気もなくなってしまいます。

 

栗拾いをする際に、
拾った栗が虫だらけ!なんて事を防げるような、
虫食いのある栗の見分け方はあるのでしょうか?

また、栗の下処理の方法である、
虫止めの処理の方法は、
どのようなものなのでしょうか?

意外と知らないですよね。

 

ここでは、栗拾いの栗を最大限楽しむために、
虫食いの見分け方や虫止めの処理方法について
解説をしたいと思います!

栗拾いの栗が虫だらけ?虫食いの見分け方のポイントは?

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栗拾いの栗が、
もし虫だらけだったら、
嫌ですよね。

そこで、
虫食いの栗の見分け方のポイントは、
あるのでしょうか?

結論から言えば、
虫食いのある栗を見分ける方法はあります。

 
ここでは、
栗拾いの栗が虫食いをしていないか、
見分け方を解説します。

 

栗を水に浸けてみる

こちらの方法が、
栗の虫食いを見分ける昔からの方法で、
簡単でオススメです。

方法としては、
栗拾いで拾った栗を、
バケツ一杯の水に浸けるだけです。

 

栗を水に浸けた状態で、
10時間ほど放置しておくと、

沈んでいる栗と、浮かんでいる栗に、
分けることができます。

 

浮かんでいる栗は、
虫食いをしていたり、
虫が潜んでいる可能性が高いです。

理由としては、虫が食った栗は、
虫が食った分だけ軽くなっています。

また、虫の通り道として、
中が空洞になっているため、
その分で、軽くなる栗が浮くのですね。

 

ちなみに、栗に潜む虫の中には、
「クリシギゾウムシ」といった、
種類の虫がいて、
この虫は栗の中で卵を産みます。

このクリシギゾウムシは、
実際は食べてしまっても問題はありません。

むしろ、動物性タンパク質が豊富で、
このクリシギゾウムシがいた方が美味しいなんて、
言われたりする事もあります。

 

しかし、だからと言って、
自ら進んで、虫がついているものを、
食べたいとは思わないですよね。

むしろ、
虫嫌いの人は絶対に避けたいはずです。

この水に浸ける方法は、
とにかく簡単で、

一度に大量の栗の虫食いを
見分けることができます。

ぜひ試してみてください。

 

栗を天日干しにする

こちらの方法は見分けるというより、
虫食いの虫を退治する方法です。

晴天に日に、
栗を重ならないように満遍なく干します。

そうして、天日干しにすることで、
虫が暑さから、栗から逃げ出すので、
栗の中から、虫を退治することができます。

上記の水に浸ける方法では、
見分けられなかった虫も、

退治できますので、
合わせてやるのも良いですね。

 

栗の表面に白い粉状のものがないか確認する

栗の表面に、
白いポツポツとした粉状のものがある場合、
中に虫がいる可能性が高いです。

この白いポツポツの正体ですが、
クリミガと呼ばれる幼虫の排泄物です。

そしてこのクリミガですが、
栗の中で成長をして活動をします。

このクリミガも食べても問題はないですが、
先ほど述べた通り、

やっぱり進んで、
食べたくはないでしょうから、
避けたほうが良いと思います。

 

栗に穴が空いている

栗にすっぽり穴が空いている場合は、
そこから虫が入っていった証拠ですね。

そして、その状態で重さを感じなければ、
虫が栗を食べきってしまった後です。

栗に穴が空いているのは、
わかりやすい目印ですので、
そのようなものは避けるようにしましょう。

 

栗が黒ずんでいる

栗の皮を剥いた際に、
黒ずんでいるのは、

栗を虫が食べたことによって、
その部分が腐敗していまっている状態です。

この腐敗は、
周りにも広がりやすいため、
見つけたら捨てるようにしましょう。

 

栗の虫食いの見分け方のポイントとしては、
上記のような方法があります。

上記のようなポイントを抑えて、
栗拾いをすれば、

拾った栗が虫だらけ!なんて事は、
防げると思います。

ぜひ、うまく虫食いの栗を見分けて、
美味しく安全に栗を楽しんでくださいね。

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栗拾いの栗の虫止めの処理の方法は?虫止めの後はどうする?熟成させるの?

栗拾いのイメージ画像
栗拾いの栗ですが、
そのまま調理して食べるよりは、

調理の前に虫止めをした方が、
安全に美味しく食べられます。

 

虫止めですが、どういう意味?
と思われるかもしれませんが、
要は、栗の下処理のことです。

栗の虫止めを行うことで、
虫を処理して、
安全に栗を食べることができます。

 

栗の虫止めの手順

栗の虫止めの手順は以下の通りです。

 

栗の表面を水洗いする

栗拾いの栗は、
表面が汚れていることが多いです。

ですので、最初に、
栗の表面を水洗いをして、
泥などの汚れを落とすようにしましょう。

 

虫食いの栗を仕分ける

先ほど紹介した、
虫食いを見分ける方法で、
虫食いの栗は避けるようにしましょう。

 

栗を煮沸する

虫食いがされていない栗を集めたら、
それを沸騰させた鍋に入れます。

だいたい10分ほど、
吹きこぼれないようにしながら、
グツグツと煮沸をするようにしましょう。

煮沸をしすぎると、
栗が膨張をして、
破裂することがあるので注意しましょう。

虫止めの手順としては以上です。

 

虫止めの後はどうする?熟成させるの?

その後は、煮沸させた栗を、
2日間ほど陰干しをするようにしましょう。

直射日光に当てると、
栗が乾燥をしてしまい、
ひび割れなどの原因になりますので、
陰干しです。

 

陰干しが終わった栗ですが、
すぐに食べると、
まだ臭みが残っていることがあります。

ですので、
冷蔵庫で2週間ほど熟成をさせると、
甘みが増して美味しく食べることができます。

ぜひうまく栗を虫止めして、
美味しく食べるようにしてくださいね。

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そもそも虫がいる栗って大丈夫なの?

栗についた虫のイメージ画像
上記のように、
栗に虫がいると腐ってしまったり、
虫止めのために煮沸をする必要があったり、

根本的に虫がついている栗は大丈夫なのか?
といった事を思う方もいるかもしれません。

 

虫がつくような栗の方がむしろ安全で美味しい?

結論から言えば、
虫が栗につくこと自体は自然なことで、
問題ありません。

 

むしろ、栗に虫がつくことは、
それは自然成分たっぷりの栗、
ということを意味していて、

うまく虫さえ処理をすれば、
安全で美味しい栗であるという証拠にもなります。

 

虫がつかない栗は不自然なもの?

農薬をたっぷりと使えば、
栗に虫がつかなくすることも可能でしょう。

しかし、それでは今度は、
虫ではなく化学成分で、
体に悪いということが考えられます。

要するに、
虫がつかないような栗というのは、

農薬という特殊な化学物質を使用して、
虫をつかなくした、不自然なもの、
という事なのです。

 

これは栗に限らず、
野菜や果物全般に言えることですが、

虫がついたり食われているということは、
自然なものである証拠
で、
決して悪いことではありません。

虫がつくという事は、
問題になるようなことではないので、

しっかり栗を処理をした上で、
食べれば安全ですよ。

まとめ~虫食いの栗の見分け方と虫止めの処理を知って栗拾いを最大限楽しみましょう!~

イガ栗のイメージ画像
栗拾いの栗は新鮮ですし、
虫が多いかもしれませんが、
その分、天然のものでとても美味しいです。

ぜひ、うまく虫食いを見分け、
そして虫止めの処理をすることで、
栗拾いの栗を安全に存分に味わってください。

きっと、その甘さたっぷりの栗に、
夢中になって食べてしまうはずですよ!

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