日本でゴールデンウィーク期間中、こちらはラマダン(4/24~5/24)に入っています(2020年)。
「ラマダン=断食」というイメージを持っているのではないでしょうか?
私も単純にそう思っていました!
ですが断食の時間は、日の入りから日の出までとされていて、食べること禁止、水を飲むことさえも禁止なのです。
だから、日中は体力温存ということで、大人しくしているというのが現状です。
いつもバイクの騒音でうるさい近所が少し静かになって、過ごしやすいなぁと思っています。
相変わらず周辺の動物の鳴き声は止みませんけどね。
みんな日没前の17時くらいから動き出して、ラマダン限定の露店に「おやつ」を買いに行きます。
どうやら、夕飯を食べる前に甘いものをお腹に入れるという習慣があるそうです。
ちなみに、インドネシア語でおやつは「ジャジャ」と言います。
その光景を見ていると、バリ島の人達は子供から大人まで、本当に甘いものが好きなんだなと感じている今日この頃です。
今回は普段食べているバリ島民のジャジャを紹介したいと思います。
カラフルなスイーツが大好きなバリ島民
日本だと、カラフルなスイーツといえば、若者のインスタ映えだとか、子供のお菓子というイメージがありますよね。
それに対して、バリ島では老若男女問わず、カラフルスイーツを好んで食べます。
南国の炎天下で、いかにも甘そうなジュースを飲んでいるタクシーの運転手や地元のおばちゃんたち。
そんなの飲んだら、逆に喉が乾いてしょうがないんじゃないの?と思ってしまうような見た目の原色ジュースです。
バリ島を含む東南アジアのジュースって、本当に甘いものばかりなんです!
(筆者体験談)
海外に行って、日本の緑茶や無糖紅茶が飲みたい時があると思います。
ですが、バリ島では、シュガーレスと書いてあるペットボトルが並んでいても、騙されてはいけません!
ほぼ100%甘いです!
しかし、カラフルスイーツの代表「エスチャンプル」は、丁度良い甘さなので食べやすいですよ。
これでなんと約50円!
激安ですよね!?
中にはカラフルなゼリー、マンゴーやメロン、黒豆などが入っています。
お店によって味は異なるかもしれませんが、今回食べたのは、ココナッツミルクとメロンシロップを混ぜたような味でした。
ちなみにエス(=氷)、チャンプル(=色々なものを混ぜる)という意味です。
〇〇チャンプルといえば沖縄料理を想像しますよね・・・ゴーヤチャンプルなど。
ちょっと豆知識なのですが、最後の「ル」の発音が独特なんです。
巻き舌気味で「エスチャンプルルウ」と正式には発声します。
露店で買うと安くて良いのですが、注意点としてハエがよく集まっているので、神経質な方や気になる方は、綺麗なスイーツショップで買うことをオススメします。
バリ島内で買う揚げ物が甘くて辛い!?
バリでは揚げ春巻き(ルンピアと言います)がビーチで売られていたり、路上のバイクで売っていたりします。
私たちは、オバちゃんが歩いて売りにくるルンピア、をビーチでよくジャジャ代わりに食べていました。
ラマダンに入って、今住んでいるコスにも、バイクで売りに来るようになりました。
そして、コスの入り口にオバちゃんがやってくると、大家さんが、「ルンピアきたよー」と声をかけに来てくれます。
すると、私たちだけでなく、他の住民も買いに行きます。
バリ島民はジャジャ好きなんですね。
売ってあるのはルンピアだけでなく、他の揚げ物も用意されています。
大体どこのオバちゃんも、同じ物を同じ味で売っています。
(筆者体験談)
これが本当に手軽でまぁまぁ美味しいんですよ!
量的にも小腹が空いた時に丁度良いなと感じます。
普通に注文すると、上記の色々な揚げ物をカット、チャンプルして出してくれくれます。
ルンピアの上にかかっている茶色いソースは、なんと甘めのピーナッツソース!
それに加えて、甘いケチャップマニスをかけます。
最後に青唐辛子を刻んでパラパラァっと振りかけるんです!
どんな味なのか想像もつかないかもしれませんが、これが、「ピーナッツソースやケチャップマニスの甘さ」と「青唐辛子の辛さ」が絶妙なハーモニーを奏でます!
これでなんと約35円!
バリ島に行ったら是非とも食べて欲しいと思う「ジャジャ」の一つです。
慣れてくると、気に入ったものだけ注文すると良いと思います。
私のオススメはルンピアと野菜の天ぷら!
単純にこの二つがクセもなく美味しいです。
ちなみに揚げ物はインドネシア語で「ゴレンガン」と言いますので覚えておくと良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はバリ島民が好んで食べている「ジャジャ」を紹介させていただきました。
甘いのが好きなのか辛いのが好きなのか分からない部分もありますが、多分どっちも好きなんでしょうね。
私たち夫婦もどっちとも好きです。
こんな自分たちだからこそ、バリ島が大好きなんだと思います。
また機会をみてバリ島の【食】を紹介したいと思いますので、楽しみにしておいて下さい。