えのきの味噌汁はなぜとろみがある?えのきの味噌汁のレシピも紹介!

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えのきの味噌汁って、
美味しいですね。

白くて細くて食べると
シャキシャキします。

煮こみ過ぎてくたっとしても美味しいです。

 

えのきを味噌汁に入れたら、
気づくと味噌汁の汁にとろみがついてる、

気にしない人もいるでしょうが、
気になりだしたら止まらない。

あれはなぜなのでしょう。

一度くわしく調べてみたくなりますね。

 

とろみについては後述するとして、
えのきはエノキダケというキノコです。

キノコ類は食物繊維でカロリーが少なく、
料理に加えるとうま味が出ます。

食感も個性的で食べ応えがあります。

お出しをとるのに使われるのは
シイタケが多いですが、

キノコはそれぞれ種類によって
ちがったうま味があり、
とても魅力的な食材です。

 

今回はエノキダケについて、
詳しく見ていきましょう。

まず最初は、
えのきの味噌汁のとろみについての話からです。

えのきの味噌汁はなぜとろみが出るの?

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えのきは調理法で食感の変わる食材です。

サッと加熱すればシャキシャキとした
歯ごたえを楽しめます。

 

えのきの味噌汁のとろみはなめ茸のぬめりと同じもの

えのきには、じっくり加熱すると
ぬめりが出る性質があり、

その性質を利用して、
砂糖やしょうゆで煮て作られた
加工品が「なめたけ」です。

ごはんのお供にぴったりですよね。

 

味噌汁に入れて、
じっくり煮込むと、

えのきからぬめりが出て、
味噌汁にとろみが出る
のです。

 

えのきの味噌汁にとろみが出ても心配する必要は無い

その性質を知らないと、
味噌汁にとろみが出ることに、
不安を感じてしまうかもしれませんね。

 

でも、このぬめり(えのきの味噌汁のとろみ)は、
なめたけに利用されている、
ぬめり成分です
から、

身体に害があるなんて事は、
まずありませんから、安心して下さい。

えのきを味噌汁に入れて、
じっくりと過熱すれば、
とろみが出るのは普通の事なのです。

 

えのきの栄養に関しては後述しますが、
えのきの栄養成分に関しては、
間違いなく体に良いものばかりです。

調理方法も簡単ですし、
ダイエットだけでなく、

毎日の食事に取り入れて
家族の健康を守っていきたいですね。

えのきの魅力を解説!

エノキダケは通年安定的に
収穫できるキノコで、
価格も大変良心的です。

味にクセがないため
いろいろな食材との相性も良く、

炒め物、汁物、煮物、鍋物、小鉢、パスタ、
さまざまな料理に用いられます。

 

少しボリュームがほしい時の
かさ増しにも便利です。

カロリー:22kcal(100g当たり)
食物繊維:3.9g(100g当たり)
引用元:日本食品栄養成分表2015(七訂)

大変カロリーが低く、
ダイエットにおすすめの食材です。

 

ダイエット時はどうしても
食べたりなく感じやすいためカロリーが低く、

食物繊維が豊富で食感のある歯ごたえで
満足感を得やすい食材を選ぶようにしますが、
エノキダケはその条件にぴったりなのです。

食物繊維の量は、生のキャベツや
セロリの2倍になります。

便秘予防にはもってこいですね。

えのきにはどんな栄養がある?実はすごい栄養がある!?

えのきのイメージ画像2
エノキダケの栄養素は、
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、
カリウム、ナイアシンなどです。

注目成分として、βグルカン、
キノコキトサンがあります。

中でも、ビタミンB1は
しいたけの2倍以上あります。

 

ビタミンB1は疲労回復効果があり、
ビタミンB2は脂肪を燃焼し
新陳代謝を促進する効果があります。

ビタミンB6はたんぱく質の分解・合成、
皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。

 

βグルカンはキノコ類に含まれる成分で、

研究により免疫力アップ、がん細胞の抑制、
コレステロール値を下げる、腸内環境を整える、
という効果があると言われています。

 

キノコキトサンは脂肪の吸収を阻害し、
脂肪燃焼の効果があると言われています。

健康にもダイエットにも効果的ですね。

とろみが美味しいえのきの味噌汁のレシピ!えのきと相性の良い具材はなに?

エノキダケの旬は11月~1月です。

料理するときに、洗うか洗わないか
問題になることがありますが、

エノキダケは栽培される現場から
袋にパックされるまで、

外部の菌にふれない環境で扱われるため、
洗う必要はほとんどありません。

濡らしたキッチンペーパーで
軽く拭く程度で問題ありません。

 

さまざま料理に使われるエノキダケですが、
えのきの味噌汁として
特におすすめの具材があるので、紹介します。

 

えのきと豆腐の味噌汁

お出しにエノキダケと豆腐を切って入れ、
サッと加熱し、お味噌を溶かして
ひと煮立ちしたら出来上がりです。

えのきのとろみと優しい豆腐の食感が楽しめます。

 

えのきと玉ねぎの味噌汁

お出しに、玉ねぎを繊維に沿って
薄く切り軽く沸騰させ、
その後切ったエノキダケを入れます。

お味噌を溶かしてひと煮立ちしたら完成です。

玉ねぎの甘みとエノキダケの食感がよく合います。

 

えのきとわかめと油揚げの味噌汁

お出しにエノキダケと油揚げ、
わかめを入れてひと煮立ちさせます。

お味噌を溶かして、
ひと煮立ちしたら出来上がり。

油揚げとエノキダケが味噌汁にうま味をだして、
わかめがつるりとして美味しいです。

 

えのきとオクラの味噌汁

お出しにエノキダケとオクラ
(5ミリほどの輪切り)を入れて
煮立たせます。

お味噌を溶かして
ひと煮立ちさせたら出来上がり。

オクラにとろみがあるので、
えのきのとろみとともに
美味しくいただけます。

 

えのきと青梗菜の味噌汁

お出しにジャガイモ
(2~3ミリ程度の薄切り)
を入れに立たせます。

青梗菜とエノキダケを入れて
もう一度煮立たせます。

お味噌を溶かして
ひと煮立ちさせたら出来上がり。

ジャガイモの甘みとほっこりした食感。

エノキダケのとろみと
青梗菜のシャキシャキとした食感を楽しめ、
クセがないのでお子様にもおすすめです。

 

エノキダケは料理する際に、
どんな食感にしたいか選べる食材なので、

家族の好みに合わせてシャキシャキがいいか、
とろみがあった方がいいのか
好みの調理法を選んでください。

 

シャキシャキがお好みなら、
調理の最後に入れて
あまり煮込まないようにしましょう。

味が淡白ですので、
ほとんどの食材に合います。

食感や風味に特徴のある食材と合わせても、
まったく違和感がありません。

あなたの思いつきでさまざまな食材と
合わせてみてください。
きっと新たな発見がありますよ。

「えのきの味噌汁はなぜとろみがある?えのきの味噌汁のレシピも紹介!」のまとめ

えのきのイメージ画像
えのきは、調理方法で食感が変わり、
じっくり加熱すると、
ぬめりが出る性質があるという事でした。

このぬめりは、なめ茸にも利用されているものですから、
当然、食べても問題無いものです。

 

ですので、
知らずにえのきを味噌汁に入れて、
味噌汁にとろみが出てきて、

驚いたり、不安に思ったりした方が、
いるかもしれませんが、

えのきをじっくり加熱すれば、
ぬめりが出て、味噌汁にとろみがつくのは、
自然な事ですので、何の心配もいらない、
という事が分かりましたね。

 

栄養に関して言えば、
以前までは、エノキダケっていつも安いし、
細くてヒョロヒョロしてるし
栄養なんてほとんどないのかと思っていましたが、

今は研究がすすみ身体に良い
栄養のある食材だとわかってきました。

こんなにすばらしい食材なのに、
本当の良さを知らなくてごめんなさい、
と思った思い出があります。

 

主婦になると、栄養のあるものを
家族に食べさせたくなります。

かれこれ10年以上昔、
家庭料理の基礎を身につけた時期に
自分なりに本を読んだりテレビを見たり、

勉強して知った知識の中に
エノキダケの存在があります。

 

クセがないので、子どもにも食べさせやすく、
いろいろな料理に入れても
違和感がなく便利な食材です。

ぜひエノキダケをもっと食卓で
家族で楽しみましょう。

 

ついでに、こんなに栄養のある
すばらしい食材だと
皆に教えてあげてください。

エノキダケだけでなく、
これからもどんどん研究が進んで、

今まで見向きもされなかった
地味な食材こそが、さまざまな栄養素を含んでいたと
発見されていくのでしょう。

楽しく健康な食卓を作っていきましょう。

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