●4月23日は「子ども読書の日」
●「子ども読書の日」は「子どもの読書活動の推進に関する法律」で定められている
●「子ども読書の日」のはっきりとした由来は不明
●ユネスコが4月23日を「世界図書・著作権デー」と定めているのが由来とも言われている
●「子ども読書の日」の意味は子どもの読書活動を進めるため
その他、この記事では、
「世界図書・著作権デー」の由来や、
子ども読書の日に行われるイベント、
関連する雑学なども、紹介しています。
意外と知らないものですが、
1年365日の内、ほとんどの日が、
何かしらの記念日になっています。
普段当たり前に過ぎていく毎日も、
記念日を意識したら、
それだけで楽しくなるかもしれませんね。
しかし、記念日といっても有名な日から、
一見なんでこの日が?なんて
思ってしまう日もあります。
4月23日ですが、
この日は子ども読書の日なのをご存知ですか?
語呂合わせでもないですし、
なぜ4月23日が子ども読書の日なのでしょうか?
ここでは、
4月23日の子ども読書の日の由来や意味、
雑学について解説していきます!
子ども読書の日とはどんな日?いつ?由来や意味は?何かイベントなどは行われる?
4月23日は子ども読書の日ですが、
正直言われてもあまりピンときませんよね。
しかし、実は2001年に記念日に制定をされており、
なんと法律まで決められています。
その法律とは、
「子どもの読書活動の推進に関する法律」
というものです、
この法律は、
こどもの読書活動を進めるために、
基本理念を明らかにすることで、
国や地方公共団体が、
より段取りよく、
子供の読書推進に
努められることを目的としています。
確かに、子どもの頃から本に親しんでいると、
見識も広がりますね。
また、朝読書など、
学校で本を読むの時間があった人も、
少なくないのではないかと思います。
しかし、一体なぜ、
4月23日が子供読書の日なのでしょうか?
この由来としては、
正確な理由や意味などは定かになっていません。
ただ、4月23日は、
有名なイギリスの劇作家のシェイクスピアの命日で、
また、スペインの小説家であるセルバンテスの命日でもあります。
そして、これを由来にして、
ユネスコは4月23日を
「世界図書・著作権デー」と定めています。
(「世界本と著作権の日」と呼ばれる事もあります。)
このことから、
日本でも4月23日をこども読書の日として、
定めたのではないかと考えられます。
そして、4月23日前後やその週間には、
子ども読書の日のため、
全国の公共図書館では、
子どもに向けた読書のイベントが開かれます。
その内容としては、
作家の講演会や、読み聞かせ、ポスター掲示が多いです。
これらの活動が評価されると、
開催した団体には文部活動大臣から表彰をされたりします。
子どもの読書に関する雑学を紹介!
それでは、子どもの読書にまつわる
雑学はないのでしょうか?
実はあります。
子ども読書の日が、
4月23日と定められているのですが、
実は4月には、
もう一つ読書にまつわる記念日があります。
それは、4月2日に制定されている
「国際子どもの本の日」です。
これは、アンデルセン童話で有名な
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日が
4月2日であるために制定をされています。
ですが、こちらの方が歴史は古く、
1966年に制定をされています。
そして、日本でもこの記念日に合わせて、
毎年4月2日前後には、
「子ども本の日フェスティバル」として、
作家の講演会や読み聞かせ、
ワークショップなど、
子どもの本にまつわる
イベントが開催されています。
4月は本のイベントが多い月なのですね。
さいごに
子どもの頃に読んだ本というのは、
一生の思い出や知識になることがあります。
ぜひ、この子ども読書の日に、
近隣でイベントがある場合は、
お子さんと参加をしてみて、
子どもがより読書に慣れ親しめるように、
してあげると良いですね。