布団干し30分は意味ない?干す時間は何時間?布団を干す意味や効果は?

スポンサーリンク

一人暮らしをされている方は、
掃除から洗濯、その他家事を
すべて一人で片づけなければいけません。

そのため、一人暮らしを始めたばかりの方は
自宅でやることが山ほどあります。

 

そんな忙しい、
一人暮らしをしている方にとって、

非常に億劫な事の一つが、
布団を干すことでしょう。

 

布団を干せるかどうかは、
天気次第ですし、

布団は日が昇っている間にしか、
干せないため、
仕事終わりではできません。

さらに、休みの日は休みの日で、
せっかくの休みなので、

昼過ぎまでぐっすりと眠っていると、
布団を干す時間を確保する事が出来ません。

 

布団を干すには、
休日に朝早く起きて、
ベランダまで布団を運ぶ、

という作業をしなければいけないため、
ついつい布団を干さないままに、
なっている方も多いでしょう。

さらに言えば、
休みの日が晴れているとは限りませんから、
布団を干すつもりだったのに、
雨だった、なんて事もあり得ますね。

 

その気持ちは十分理解はできますが、
もしも、布団を干さないと健康面、衛生面で
様々な悪影響が出てきてしまいます。

一緒に住む方がいれば、
布団を干すことは苦ではありませんが、

一人暮らしだと、
非常にそのハードルは高いものです。

 

しかし、布団を干したからといって、
何か良いことがあるのか分からないと、
なかなかモチベーションも上がらないものです。

 

そこで、今回は布団を干す意味やその効果、
そして効果的な干し方について
ご紹介をしていきたいと思います。

布団を干す意味や効果は?

スポンサーリンク

私たちが毎日、
何気なく使っている布団ですが、

日に当てずに使い続けることによって、
私たちの健康や布団そのものに、
害を与える存在が3つあります。

布団を干さない事による健康などへの害

それは、湿気、皮脂や汗の臭い、雑菌やダニです。

これらは、
晴れた日に布団を干すことによって、
解消されるのですが、

何もせずに使い続けていくと、
悩みの種にもなるものです。

ここでは、この害を与える3つの存在と、
晴れた日に布団を干すことによって、

どんな効果が見込めるのかについて、
ご紹介をしていきたいと思います。

 

湿気

1つ目は湿気です。

私たちは、日常でも知らないうちに、
汗を大量にかいていますが、
寝ている時でも汗をかいているのです。

人間が一晩でかく汗は、
およそ200ml
とも言われており、
その汗が布団に吸収されているのです。

 

さらに、
布団をフローリングなどに敷いている場合、
湿気によって布団が湿ってしまう事もあります。

これは特に梅雨や冬に起こりやすい現象です。

梅雨はジメジメしているので、
その空気中の湿気によって、
湿ってしまうのですが、
冬は結露によって湿ってしまいます。

 

これは、布団を敷いたフローリングが、
冷たいのに対して、

人間が入った布団は、
体温であたたかくなるため、
その温度差によって結露が発生するのです。

 

布団が湿ったまま放置をすると、
就寝の時に不快な気持ちになるだけではなく、

カビの発生原因となり、
私たちの健康に悪影響を及ぼします。

 

それを防ぐためには、
晴れた日に布団を干すことが一番の解決策ですが、

日光に当てて、風を通すことによって、
布団の内部にまで浸透した水分を飛ばし、
布団をフカフカにしてくれます。

そして湿気を飛ばすことによって、
カビの発生も防いでくれるのです。

 

皮脂や汗の臭い

2つ目は皮脂や汗の臭いです。

長いこと布団を使い続けると、
皮脂や汗の臭いが蓄積されていき、
その結果、布団から嫌な臭いが発生してしまいます。

お風呂に入った後に、
布団に入っているという方も、

多くいらっしゃるとは思いますが、
どんなに身体をキレイにしても、
皮脂などの汚れは発生してしまいます。

 

皮脂や汗の臭いによって、
寝る時に寝にくくなって、

不眠の原因にもなりますが、
最も深刻なのは、
汚れによって発生するカビやダニです。

 

カビやダニは、
皮脂や汗の汚れによって
繁殖してくるものなので、

晴天の日に布団を干して、汚れを落としたり、
シーツを洗濯することによって対策が出来ます。

 

さらに布団を干すことには、
乾燥や汚れを落とすだけではなく、

消臭効果も期待できるため、
嫌な臭いが発生する前に、
天気の良い日に布団を干すことをオススメします。

 

雑菌やダニ

3つ目は雑菌やダニです。

先ほどもご紹介したように、
人間の身体から出てくる様々な汚れによって、
雑菌やダニが繁殖をしていきます。

 

雑菌が繁殖すると、
カビや病気の原因にもなり、

ダニが繁殖すれば、
身体の痒みやアレルギーなどの
原因にもなります。

 

特にダニは、
アトピー性皮膚炎や気管支喘息、
アレルギー性鼻炎など、
様々な病気を引き起こします。

さらにその死骸でも、
アレルギーを発生させるため、
繁殖する前に対策をしなければ、
健康に大きな害が出てしまいます。

 

健康のために布団を干す事は必要不可欠

そのため、
布団を干すことは必要不可欠なのです。

天気の良い日に布団を干すことによって、
日光の紫外線を布団に浴びせる事が出来るため、

繁殖した雑菌を死滅させ、ダニの繁殖の原因にもなる
湿気や様々な汚れの対策になります。

 

このように、
布団に潜んでいる、
私たちの健康に悪影響を与える様々な要因は、

晴れた日に布団を干すことによって、
対策をすることができるのです。

 

ですから、布団を干さずに使い続ける事は、
健康に害を与える危険性があるのです。

布団を干すことに加えて、
布団カバーの定期的な洗濯も、
併せてオススメします。

スポンサーリンク

布団干しの時間は何時間くらい?30分くらいじゃあ意味ない?季節によっても違う?布団干しのポイントは?

布団干しのイメージ画像
先ほどは、
布団を干さないとどうなるのかについてと、
晴れの日に布団を干す効果について、
ご紹介をさせて頂きました。

しかし、ただ布団を干せばいい、
というわけではないので、

ここでは、
布団の効果的な干し方について、
ご紹介をしていきたいと思います。

 

布団の効果的な干し方は?布団を干すのに望ましい時間帯は?

まず、当たり前ですが、
天気の良い日に干す事が大切です。

次に、布団を効果的に干すのに、
重要になるのは、布団を干す時間帯です。

 

布団を効果的に干せる時間帯

結論として、
布団は午前10時から午後3時頃に干すことを
オススメします。

なぜなら、
布団は湿気を吸いやすいため、

早朝や夕方に干すと、
かえって湿ってしまう危険性があるからです。

 

布団は途中で裏返して両面干すとより効果的

また、布団を干す場合は、
片側だけではなく、

途中で裏返しにして、
両面しっかりと乾燥させると効果的です。

 

布団干しに必要な時間は何時間くらい?季節によっても違う?

次は、布団干しに必要な時間についてです。

日差しの強さが違うわけですので、
干す時間は季節によって異なります。

ここで示す干す時間の目安は、
晴れている日が前提です。

 

夏の布団干しの時間

夏であれば、日差しが強いため、
片面約1時間ずつで、
合計約2時間干せば十分効果があります。

 

冬の布団干しの時間

冬では、日差しが弱いため、
片面約2時間ずつで、
合計約4時間も必要になってしまいます。

そのため、冬は布団を干す時間や、
タイミングには注意が必要です。

 

春と秋の布団干しの時間

春と秋の布団を干す時間は、
この夏と冬の中間くらいを、
イメージしてもらえばOKです。

 

布団干しは30分くらいじゃあ意味ない?

布団を干す効果的な時間は、
ここで紹介した通りですので、
30分だと、夏でも足りませんね。

布団を30分干す場合、
両面干すと15分15分になってしまいますから、
余計に時間が足りませんね。

 

もちろん、30分だけでも、
布団を干すのは、
まったくの無意味ではないでしょうが、

やっぱり、時間が不十分と、
言わざるを得ないでしょう。

なので、結論としては、
30分布団を干すのは、
意味ないとまでは言わないまでも、

30分では時間が不十分と、
言うほかないでしょうね。

 

布団を干すのにも、
手間がかかりますから、
30分だけ布団を干すというのは、
効果と手間が見合わないでしょう。

ですので、30分だけ布団を干すのではなく、
もっと、布団を干すまとまった時間を取れる時に、
布団を干す事をおすすめします。

 

布団たたきで強く叩きすぎるのはNG

また、布団を干すときには、
布団たたきで強く叩きすぎると、
繊維を傷つけてしまい、

布団の寿命を縮めてしまうため、
注意が必要です。

 

布団を干し終えて表面に掃除機をかけるとより綺麗になる

さらに、快晴の日に布団を干しても、
全てのダニが死滅するわけではないため、

布団を干し終えて室内に取り込んだら、
布団の表面に掃除機をかけることによって、
より奇麗になります。

 

このように、布団を干すだけではなく、
様々なことに注意をしなければ、

十分な効果が得られないため、
布団を干すときには注意が必要です。

スポンサーリンク

まとめ~健康と清潔な寝床のためにも面倒だと思わずに布団は定期的に干しましょう!~

ベランダで布団を干すイメージ画像
今回は、布団を干さないと起こる悪影響と、
天気の良い日に布団を干す効果、
そしてその効果的な干し方について
ご紹介をさせて頂きました。

 

布団を干せるかどうかは、
天気次第ですし、

また、布団を干すのも、
ただ日光に当てるだけではなく、

途中で裏返したり、干す時間帯にも、
気を付けなければいけないため、

一人暮らしをされている方には、
非常に面倒な作業かもしれません。

 

しかし、
布団を干さないままで、
ずっと使い続けていくと、
カビやダニの発生、

嫌な臭いに悩まされることに、
なるかもしれません。

 

特にカビやダニは、
人体への悪影響が非常に大きく、

様々な病気を引き起こし、
場合によっては、長期的な通院が必要に
なってしまうような事態も考えられます。

 

たしかに休みの日は、
ゆっくりと寝ていたいものですが、
その贅沢は健康であるからできる事です。

私たちは豊かな生活を送るには、
健康が必要不可欠な条件です。

 

布団を干すことを面倒だとは思わずに、
定期的にしっかりと干すことを習慣付けることを、
オススメします。

タイトルとURLをコピーしました