きゅうりが苦い!こんなに苦い原因は?これって食べられるの?

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ぱりっとした歯応えと
みずみずしい食感で愛されているきゅうりは、

生のまま味噌やもろみをつけたり、
和え物やサラダ、寿司など幅広い料理に使われます。

3月から6月にかけて、
旬を迎えるきゅうりですが、

夏にも冷やしたきゅうりを、
食べて涼む方も多いでしょう。

 

そんな様々な場面で、
活躍するきゅうりですが、

苦いきゅうりを食べた経験はありませんか?

 

普段であれば、
ほのかな甘ささえ感じるきゅうりが、

苦いとなると、
腐っているのではないかと心配になって
捨ててしまう方もいるのではないかと思います。

しかし、
実は苦いきゅうりは腐っているわけではないのです。

 

今回は苦いきゅうりの原因とその対策について、
ご紹介をしていきたいと思います。

きゅうりが苦い!きゅうりがこんなに苦くなった原因は?

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多くの食材は、いつもと味が違うと、
腐っているのが原因ではないかと考えられますが、
きゅうりの苦味は例外です。

そもそも、きゅうりが腐ってしまった場合は、
食感がふにゃふにゃになり、表面にぬめりが出てくる、
という特徴があるため、一目でわかります。

 

キュウリの苦みの原因は「ククルビタシン」

きゅうりの苦味は、
キュウリやスイカなどの
ウリ科の植物に含まれる成分である、
ククルビタシンが原因です。

通常であれば、
このククルビタシンの量は微量であるため、
苦味を感じることなく、

美味しく食べる事が出来るのですが、
様々な要因によって、
ククルビタシンの量が多くなってしまいます。

その要因は様々あります。

 

「ククルビタシン」は栽培環境などによって増加する

例えば、きゅうりの栽培中の夏の時期に、
雨が降らなかったりして、水不足になると、
苦味が増していきます。

また、冬にきゅうりの最適な温度よりも、
寒い日が続くことでも苦味が増していきます。

 

さらに、栽培時に使われていた肥料に
窒素が多く含まれていると、

それが原因でククルビタシンの量が増えて
苦いきゅうりが出てきます。

そして、これらの要因がなくても、
まれにククルビタシンの量が多いきゅうりが、
出てくることもあります。

 

このように、栽培時の環境や肥料、
そして個体差など様々な要因で
苦いきゅうりが生まれていくのです。

きゅうりが苦い!これって食べられるの?苦みを何とかする方法はあるの?

キュウリのイメージ画像
先ほどは、
きゅうりが苦くなる原因について、
ご紹介をさせて頂きました。

きゅうりの育った環境などによって、
苦味が増すことがあるため、
腐っているわけではありません。

苦い基本的に人体にあまり影響はないが体調が悪い時には要注意

そんな苦いきゅうりは基本的に人体には
あまり影響はないと言われています。

しかし、体力が落ちている時や腸が弱っている時では、
まれに腹痛や下痢、吐き気といった症状が
出てくることもあります。

そのため、体調の悪い時に苦いきゅうりを無理して食べると
体調を崩す可能性があるため注意が必要です。

 

健康であることが条件ですが、
もしも苦いきゅうりを捨てるのがもったいなくて、

食べたいということであれば、
その方法についてご紹介をしていきたいと思います。

 

苦いきゅうりを食べる方法

まずは塩を手のひらに取り、
その状態できゅうりをしっかりと揉み込みます。

15秒ほど塩できゅうりを揉むと、
水分が出てくるので、
その水分と塩を流水で洗い流すだけです。

塩でもみ込んだ時に出てくる水分に
苦味が多く含まれているので、

洗い流すことによって、
苦味を取り除くことができます。

 

また、きゅうりの苦味は
加熱処理をすることによって抑えられる
ため、

塩を使った方法に加えて、
火を通して調理をすることによって、
苦いきゅうりも食べられるようになります。

火を通したきゅうりは
味噌汁に入れても美味しく食べられますし、
炒め物にしてもサッパリした風味を味わう事が出来ます。

まとめ~苦いきゅうりは適切に処理して料理に活用しましょう!~

キュウリのイメージ画像2
今回は苦いきゅうりの原因と、
その対策について
ご紹介をさせて頂きました。

苦いきゅうりがあることを知らないと、
腐っているのではないかと、
心配になってしまいますよね。

そんな苦いきゅうりは、
体調が悪い時に無理して食べると、
体調を崩すこともありますし、
味も美味しくないものです。

そのため、
苦いきゅうりを捨ててしまう方も多いものです。

 

しかし、今回ご紹介した方法であれば
きゅうりの苦みを抑える事が出来るため、
美味しく食べる事が出来ます。

今回ご紹介した内容によって、
今後苦いきゅうりが料理などに、
使われるようになれば幸いです。

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