日本の家には
必ずと言ってもいいほどあるのが
「和室」。
フローリングやテーブルなど
生活が欧米に近づいてきても
やっぱり畳は落ち着きますよね。
そして和室の収納と言えば
「押入れ」です。
みなさん押入れの収納って
どうされていますか?
クローゼットより奥行きが深く、
収納が難しい場所でもありますよね。
開けっ放しにすると
生活感が出過ぎてしまい、
ふすまで閉じると
雰囲気が変わってしまうなど、
せっかくお部屋をおしゃれにしても
台無しだな~と悩んでいる方も
多いのではないでしょうか。
空間を上手に活用する収納法
をご紹介します!
押入れ収納の活用法が知りたい!上手でおしゃれな人はどんな活用をしてる?
上手に押入れ収納をしている人は、
さまざまなグッズを駆使して
うまく空間を活用しています。
たとえば一番オーソドックスなのは
プラスチックの衣装ケース
ではないでしょうか。
押入れ用にサイズを合わせて
販売されているものも多いので
利用しやすい収納ケースです。
最近では、プラスチックケースの引き出しの面に、
半透明やシンプルな柄などの紙や板を
貼って、中身が見えないようにすることで、
生活感を押さえる工夫などもされています。
中のものを示すシールやラベリングで
お子様でも簡単にしまえます。
また、押入れの中で使えるサイズの
ハンガーラックも便利です。
衣装ケースだと、どうしても
折りたたんで収納することになるため、
スカートやアウターなど
しわをつけたくないようなお洋服の
収納には不向きですよね。
そういったお洋服の収納に
ハンガーラックが便利です。
前後2列に分かれているものや、
引き出して使えるタイプなど
衣替えもしやすいものが登場しています。
ハンガーラックにかけて使う
収納グッズもあります。
帽子や鞄など、
たたんだり重ねたりしづらい小物を
収納することができます。
また、押入れには、
来客用の布団や季節家電など
大きなものの収納をすることも
ありますよね。
収納したはいいけど、使うときに出しづらい・・・
なんていうお悩みもよくあると思います。
そんなときには、
押入れ用のキャスター付きラック
がおすすめです。
奥に入れていても取り出しやすく、
収納しやすいので、
もう押し込んだり出しっ放しにして
しまったりすることはありません。
種類も増えてきているので、
家電や布団、あまり読まない本など
収納したいものに合わせて
選ぶことができます。
さらに小回りがきくのが
「つっぱり棒」。
押し入れの奥行きにも幅にも、
どちらでも合わせて使うことができます。
つっぱり棒にS字フックなどをひっかければ
帽子やかばんなどかけて収納できます。
複数本使って、棚をつくることもできますね。
軽いものであれば載せて収納できるので
上の空間を無駄にしません。
つっぱり棒といえば、ふと見たときに
落ちてしまっていることも・・・
落ちるたびにやり直すのはストレスですよね。
つっぱり棒が落ちてしまうお悩みには
100円均一などで売っている
耐震シートがおすすめです。
つっぱり棒と壁の間にかませてからつっぱると、
耐震シートの素材でわずかな隙間も
埋めることができ、しっかり安定させられます。
押入れの収納のおしゃれな活用法って?様々なアイデアを紹介!
押入れの中身を整頓できたら、
「見せる収納」
でおしゃれに仕上げるのはどうでしょうか。
まずは押入れのふすまを
取っ払ってしまいます。
全て見えるので徹底して整頓する
必要がありますが、
通気性がよくなることや掃除のしやすさなど
おしゃれ見え以外のメリットもあります。
見せる収納では、さきほど挙げたような
収納グッズも役立ちますが、
「しまわない」という方法もあります。
たとえばカラーボックスやスチールラック
などを入れて、Tシャツなどをたたんで
重ねておくだけで
お店のような見た目になります。
収納も重ねるだけなので
楽におしゃれに仕上がります。
ふすまの和室感をとりのぞきたいけど
完全に見せる収納に抵抗がある・・・
という方は、ふすまの代わりに
カーテンを使う方法もあります。
大きめのつっぱり棒とかもいフック、
カーテンにしたい布を用意すれば、
かもいフックとつっぱり棒で
カーテンレールをつくり、
布でカバーすることができます。
ふすまだと開けたときに重なる部分など
取り出しにくい空間が生まれてしまいますが、
カーテンにすることですべての場所が、
取り出しやすくなりますね。
開け閉めが簡単になれば、
ふすまの中身が化石にならず、
きれいにしまえて、中身も有効に活用できます。
また、押入れに収納するものが少ない
という方の中には、、
書斎のように使っている方もいます。
押入れの上段の高さに合ういすを置けば、
簡単にちょっとしたデスクが完成します。
ライトなどをつけて
読書や書き物、PC作業に利用できます。
このように部屋の一部として使う場合は、
壁紙などを貼ってみてもいいかもしれません。
ホームセンターや100円均一などで
壁紙を入手すれば
押し入れには見えない仕上がりになります。
賃貸の場合はマスキングテープを
先に貼っておくことで
原状復帰もしやすくなります。
まとめ
押入れは形に特徴があるので
使いづらいイメージですが、
グッズを駆使することで
空間を無駄なく活用できます。
また見せる収納など、
部屋の雰囲気に合わせた工夫で
おしゃれに収納することもできますね。
生活スタイルに合った収納をいろいろ試してみましょう。