紙を折って動物や植物、
その他のキャラクターなどを作り出す折り紙は
日本の伝統的な遊びの1つです。
現在では国外でも人気が高くなっており、
ORIGAMIという呼称で
多くの人に親しまれています。
そんな折り紙ですが、
今も昔も親子で遊ぶには
最適なものであるとされています。
さらに、ただ楽しいだけではなく、
様々な効果があると言われているのです。
例えば、お子さんには忍耐力や集中力、
そして思考力や想像力を
育む効果があると言われています。
折り紙を折り続けることは
意外と集中して作業を進めていくこと、
そして楽しみながら
作業をしていくことによって
完成形を想定するため、
これらの効果があると
言われています。
そんなお子さんの成長にも
役立つ折り紙ですが、
やはりその季節にあったものを
作っていくと
より楽しみが増えますよね。
そこで今回はひな祭りの時に使える
折り紙の折り方について
ご紹介をしていきたいと思います。
ひな祭りの折り紙!ぼんぼりの折り方を解説!
ひな人形を引き立てるものといえば、
ぼんぼりです。
ぼんぼりとは、
蝋燭立てに長柄をつけて
髪や絹で覆われた灯りのことを言います。
ひな人形の飾りには
欠かせないぼんぼりですが、
実はこんな複雑なものも
折り紙で作る事が出来るのです。
ここでは、ぼんぼりの折り方について
ご紹介をしていきたいと思います。
1.折り紙を半分に折って
三角形を作ります。
2.さらに半分に折ります。
3.先ほど折った三角形の中に
指を入れて四角く開きます。
4.四角く開いた場所を潰します。
5.折り紙を裏返します。
6.反対側も先ほどと同じように
指を入れて四角く潰します。
7.折り紙の四隅を折って、
角を丸くします。
8.先ほど使った折り紙とは
別の折り紙を用意します。
9.この折り紙をハサミで半分に切ります。
10.半分に切った内の片方を使います。
これを半分に折ります。
11.半分に折った折り目に合わせて
左右を中央に向けて折ります。
12.折り紙を裏返しにします。
13.だいたい縦方向の1/3くらいから折ります。
(以下のような感じになります。)
14.さっき折った場所を
さらに半分に折ります。
15.折り紙を裏返しにします。
16.左右を中心線に合わせて折っていきます。
17.下にある四角く膨らんでいる箇所を
左右とも指で広げて潰していきます。
18.こんな風に指で形を整えながら潰します。
19.最初に折ったぼんぼりの上の部分、
2番目に折ったぼんぼりの下の部分を裏返しにして
テープで接着をします。
20.折り紙を表向きにしたら完成です。
ひな祭りの桃の花などの飾り付けを折り紙で作ろう!折り方を解説!
ひな祭りと言えば桃の花ですよね。
ひな祭りの季節では
ちょうど桃の花が咲く頃であったため、
春の季語にちなんで
今では桃の節句と
呼ばれるようになったのです。
女の子にとって
特別な日でもあるひな祭りには、
ピンク色の奇麗な桃の花は
とても似合いますよね。
さらに、桃には厄払いや魔除け、
長寿をもたらすとも言われている
縁起のいい花でもあります。
ここでは、そんな
魅力的な桃の花を折り紙で作る方法について
ご紹介をしていきたいと思います。
1.折り紙をハサミで4等分にします。
2.4等分にした折り紙のうち1つを三角に折ります。
3.さらにもう一度半分に折ります。
4.三角形の中に指を入れて
四角く開いて潰します。
5.反対側も同じように
四角く開いて潰します。
6.先ほどの写真で指を置いてある場所から
反対側に向けて折ります。
7.三角形の中心部分を少しだけハサミで
切り込みを入れます。
8.切り込みを入れた場所を
内側に向けて折っていきます。
9.上部にある2つの三角形を折って
折り目を付けます。
10.折り目をつけた三角形を
四角く開いて潰します。
11.潰して作った四角のうち
一部分を中に入れます。
12.それぞれの角を
裏側に向けて折ります。
13.中央に花弁を書いて完成です。
ひな祭りに折り紙でお雛様を作ろう!女雛・男雛の折り方を解説!
ひな祭りの主役と言えば
お雛様ですよね。
奇麗な衣装を着たお雛様は
女の子の心をくすぐる
憧れでもありますよね。
そんな早中で奇麗で可愛いお雛祭りの主役、
お雛様を折り紙で作る方法を
ここではご紹介をしていきたいと思います。
1.折り紙を半分に折って
折り目を付けます。
2.折り目に合わせて左右を折ります。
3.裏返しにして、丸で囲んだ箇所を
中心線に合わせて折ります。
4.中心線に合わせて折ると
こんな感じになります。
5.半分に折ります。
6.白い箇所を折ります。
7.裏返します。
8.大きい三角形を半分に折ります。
9.もう一度、三角形を折ります。
10.写真右側の角を裏返しに折ります。
11.10の写真の上下にある角を内側に向けて折り、
お雛様の手を作って完成です、
12.男雛を作る場合は、
女雛の作り方の9までは共通です。
10で内側に折った個所を
外側に向けて折りましょう。
13.女雛の時と同様に、手を作って完成です。
14.二人を並べるとお似合いですね。
ひな祭りに折り紙でリースの壁飾りを作ろう!折り方を解説!
先ほどまでは、ぼんぼり、桃の花、
お雛様の作り方についてご紹介をしました。
折り紙を使えば華やかな
ひな祭りを作る事も出来るのです。
しかし、せっかくのひな祭りですから、
もっと華やかで
豪華にしてみたいと思いませんか?
そこで、さらに華やかなひな祭りになるように、
折り紙でリースを作る方法も
ご紹介していきたいと思います。
1.折り紙を折って折り目を付けます。
2.折り目に合わせて三角に折ります。
3.下にある四角の箇所を
三角の辺に合わせて折ります。
4.さらにもう一度、
四角の部分を折ります。
5.折った四角の部分を広げます。
6.上から2番目の折り目に合わせて、
四角の部分を折ります。
7.裏返しにします。
8.上下逆さまにします。
9.一番上の折り目に合わせて
三角形を上に向けて折ります。
10.四角の箇所も折ります。
11.裏返しにします。
12.11の写真にある白い箇所を
内側に折り込みます。
13.半分に折ります。
14.半分に折ったら完成です。
これを合計16個分作っていきます。
15.16個分折れたら、
今度は合体をしていきたいと思います。
それぞれのパーツを図のように置きます。
16.そのまま、右側のパーツを
左側の中に入れ込みます。
これをすべてのパーツでやっていきます。
17.すべてを繋ぎ終わったら完成です。
テープなどで接着をすると壊れにくくなります。
これなら小さな子供でも作れる!ひな祭りの折り紙の中で特に折り方が特に簡単なものを紹介!
先ほどまでにひな祭りの飾りつけで
重要なものの折り方をご紹介してきました。
しかし、なかなかお子さん1人だと
練習も必要になってきますよね。
そこで、ここではお子さんでも
簡単に作れる簡単なひな祭りを彩るアイテム、
屏風の作り方のご紹介を
していきたいと思います。
1.折り紙を半分に折ります。
2.下側を適当な位置で折ります。
3.横方向に半分に折ります。
4.さらに、だいたい3分の1くらいの位置で折ります。
5.もう一度折ってしっかりと折り目を付けます。
その後、開いてから裏返しにして
反対側も同様に3分の1の位置で折っていきます。
6.しっかりと折り目が付けられたら広げて完成です。
まとめ~折り紙を使って手作りひな祭りを楽しみましょう!~
今回は折り紙を使った
ひな祭りに関するものの作り方について
ご紹介をしてきました。
折り紙はお子さんの頭の体操や
学習に役立つだけではなく、
親子で遊べるという役目もあります。
奇麗な雛人形を買うのもいいですが、
折り紙を使って楽しみながら
ひな祭りをお祝いするのも
いいかもしれませんね。
また、折り紙で奇麗に
お雛様や飾りつけが完成したら、
それを奇麗に並べることで、
お子さんに達成感を教えてあげる事も出来ます。
今年のひな祭りは是非
折り紙で作ってお祝いしましょう!