おにぎりの豆知識!三角の形の理由は?おにぎりとおむすびの違いは?

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おにぎりって基本の形が三角形だけれど、
それには何か理由があるんでしょうか?

普段何気なく食べているものだけれど、
よく考えたら三角形の意味が
分からないですよね。

食べやすさ?それとももっと
違った意味があるもの?

 

今回はおにぎりがなぜ
三角形なのかその理由
と、

おにぎりとおむすびは
違うものなのか
を解説していきます。

おにぎりが三角なのには理由がある?その他の形にも意味がある?

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一般的なおにぎりの形は三角ですが
実はこれ、山の形を表しているんですよ!

昔から日本では
山は神様とされていました。

なおかつおにぎり、つまり
お米は神様へのお供物だったんですね。

 

そこで、炊いたお米を
神様である山の形の三角形にすることで、
神様が宿るように
祈っていたワケなんです。

つまりおにぎりって
とっても神聖なもので、
神様に食べていただくために、
三角にしていた
んですね。

こうしてみると、
おにぎりって奥が深いですね!

ちなみにお正月の時に飾る鏡餅も、
三角形で山の形を表しているため、
神様へのお供物ということになるんですよ。

ある意味、神様が食べやすいように、
お供え物を三角形に
していたんでしょうね。

 

ちなみに、おにぎりって
他の形にも意味があるんですよ。

まず三角形に次いで知られている俵型。

これは平安時代に屯食(とんじき)と
呼ばれていたおにぎりの形なんです。

 

三角形のおにぎりはその昔は、
神様へのお供物だけだったので、

人間がおにぎりを食べる時は、
俵型が主流だったんですよ。

でも時代が進むにつれて、
おにぎりの形も段々とこだわりがなくなり、

コンビニで三角形のおにぎりが
販売されるようになってからは、

完全におにぎり=三角形にしたご飯のこと、
というようになったんです。

 

確かに今ではおにぎりと聞くと
三角の形になっているものを
イメージしますよね。

また、おにぎりを作る時も
キレイな三角形になるように
作ったりもします。

ちなみに筆者はおにぎりを
三角形に握るのが割と得意ですよ(笑)。

 

でもおにぎりって、今となっては
すっごく身近な存在ですが、

昔は本当に神聖なもので、
丸いおにぎりも貴族など、
限られた人しか食べることが
出来なかったんですよね。

そう考えるとおにぎりは
やっぱり歴史が古く、
かなり興味深い食べ物に思えてきます。

おにぎりとおむすびに違いはあるの?その他おにぎりにまつわる豆知識!

稲(お米)のイメージ画像
おにぎりとおむすびって、
どちらも同じように思えるけれど、
実は諸説によって違いがあるんですよ。

まずはやっぱり形ですね。

おにぎりとはご飯を握ったものの総称であり、
三角形に握った場合だけを『おむすび』と呼ぶ、
という説が有力かつ有名
です。

つまりかつては神様に
お供えしていた形をした
おにぎりが『おむすび』なんですね。

 

神様と米を結ぶということから、
神様へのお供物の三角形のおにぎりは、
『おむすび』と呼ばれるようになった
ともいわれています。

もしくは、地域によって
呼び名が異なるという場合も
あるんですよね。

東日本では『おむすび』といい、
西日本では『おにぎり』と呼ぶ、
など地域によって違ってくる
という説もあるんですよ。

 

でも今では、おむすびもおにぎりも、
あまりそんなに違いは
ないような気がしますけれどね。

人によって言い方が違う場合もあるので、
現代では違いはそこまで
気にしなくても良いでしょう。

 

ちなみに筆者は以前、
作った人の心と食べる人の心を結ぶから、

おにぎりではなく『おむすび』と
呼ぶようにしている、
という人の話を聞いたことがあります。

ということで、やっぱり
今ではそんなに違いはないんですね。

でも昔はやっぱりおにぎりと
おむすびの違いがあったので、
そう考えるとやっぱり奥が深いですね!

「おにぎりの豆知識!三角の形の理由は?おにぎりとおむすびの違いは?」のまとめ

おにぎりのイメージ画像
おにぎりが三角形になっている理由は
神様へのお供えものだったから。

三角は山の形を表しており、
山はその昔、日本では神様として
崇め奉られていたので、

ご飯を三角にすることで、
神様が宿るようにしていたんです。

 

そしておにぎりとおむすびの
違いはやっぱり形。

三角形になっているものは『おむすび』で、
ご飯を握ったものの総称が『おにぎり』である、
という説が一番有力なんですよ。

普段何気なく食べているおにぎりは、
とっても古い歴史と文化を
持つものだったんですね。

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