春になると進学のために
地方から出てきた学生さんたちが
一人暮らしを始める時期です。
初めて一人暮らしをされる方にとっては、
食事の準備から部屋の掃除まで
全部ひとりでやらなくては
いけないから大変ですよね。
そんな一人暮らしを始めたばかりの
学生さんが抱える悩みの中に、
布団の洗濯があります。
実家であれば親御さんたちが
やってくれていた布団の洗濯ですが、
いざ自分1人でやろうとすると
どうすればいいのか
なかなか分かりませんよね。
布団は大きくて重いため
洋服のように簡単にいきません。
そこで今回、一人暮らしを
始めたばかりの学生さんのために、
布団の洗濯のやり方について
ご紹介をしていきたいと思います。
初めての一人暮らしは分からないことだらけ!?布団の洗濯の方法と干し方を紹介!
そもそもなぜ布団を干したり洗ったりするのか、
疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
人は寝ている間、
毎晩200mlもの汗をかいています。
そんな汗を布団が全部
吸い取ってくれているため、
布団の内部は湿気を
多く含んだ状態になっています。
そのため、放っておくと
布団から嫌な臭いがしたり、
カビの発生の原因にもなります。
さらには布団には人の皮脂や
フケといった汚れもたまっているため、
ダニの温床になる危険性もあるのです。
健康的にも衛生的にも
布団の洗濯は必要不可欠なのです。
そんな布団ですが、
洗濯機を使って
簡単に洗う事が出来るのです。
布団についている洗濯表示を確認し、
手洗いマークや洗濯機マークがついていれば
洗濯機を使用しても問題ないという事です。
しかし、もしも洗濯ができない
タイプのものであれば
プロのクリーニングに出すしか
なくなってしまうため注意が必要です。
まずは自宅の洗濯機のサイズを確認し、
5キロサイズの洗濯機であれば、
一人暮らし用のシングルサイズの
布団を洗う事が出来ます。
ここで必要になってくるのが、
寝具用のネットです。
寝具店などにも売られているため、
布団を洗う前に
必ず準備をしておきましょう。
布団は三等分に折り、
くるくると巻いた状態のまま、
寝具用のネットに入れましょう。
寝具用のネットに入れた、
布団はそのまま洗濯機に入れ、
毛布コースかドライコースで洗い、
脱水まで行いましょう。
これだけで簡単に
洗濯をすることができます。
干すときは、
乾かしやすい時間帯である、
午前10時から午後3時ごろに、
干すようにしましょう。
ベランダに設置されている、
物干しざおに掛け、
布団が下に落ちないように、
布団用の洗濯ばさみを使って、
固定をしましょう。
ここでコツとなるのが、
肌に触れる側を表にして長めに干し、
途中で裏返しにするという事です。
こうすれば両面から、
しっかり乾燥させることができます。
もしも布団がまだ、
湿ったままの状態であれば、
カビや異臭の原因にもなるので、
しっかり干して乾燥をさせましょう。
ちなみに、自宅にベランダがなかったり、
天気の悪い日はコインランドリーの
大型乾燥機を使うのも1つの手です。
何かと収納スペースが足りない一人暮らし!布団を収納するコツは?
先ほどは布団の洗濯方法について、
ご紹介をしました。
そんな布団ですが、
同じ布団を1年中使う、
という事はまずありません。
季節の変わり目になると、
いままで使っていた、
布団を収納する必要が出てきます。
季節の変わり目のために、
布団を奇麗に洗濯をして、
しっかりと衣替えを、
していきたいですよね。
しかし、一人暮らしでは、
なかなか収納できる、
スペースはありません。
収納できるスペースがあれば、
押し入れやクローゼットに仕舞えるのですが、
なかなかそうもいきません。
そこで、普段使わない布団を、
収納するために、
圧縮袋をオススメします。
布団用の大きな圧縮袋もあるため、
それを利用して圧縮をして、
コンパクトなサイズにしましょう。
布団は圧縮をすると、
以外にもサイズが小さくなるため、
収納しやすくなります。
ただし、圧縮することによって
布団のフワフワ感が薄れたり、
形状が崩れるということも、
あるため注意が必要です。
定期的に開封をして、
風通しのいい場所に干すなどすれば、
そういったデメリットはなくなります。
まとめ~布団は放置しないで定期的に洗って必要に応じて効率よく収納しよう!~
今回は布団の洗濯の方法や
収納のコツについてご紹介をしました。
私たちの生活では
布団は欠かせないアイテムですが、
大きさと重さで洗濯も収納も一苦労です。
特に一人ぐらいでは
その手間によって布団は
放置されてしまいがちです。
しかし、布団を放置すると
ダニやカビの発生など、
健康に害のあることが起こってしまいます。
また、季節が変わっても
同じ布団を使い続けると、
睡眠不足の原因にもなります。
そのため、布団は定期的に洗い、
季節ごとに衣替えをすることをお勧めします。
手間を惜しんで
病気になってしまっては
元も子もありませんからね。