南海フェリーとは、
四国の徳島県と本州の和歌山県を
結ぶ交通ラインです。
運行時間は約2時間ほど。
徳島県から和歌山県へ行くには
高速道路でも同じくらいかかります。
渋滞回避という面でも
車を一緒に乗せたまま
2時間のんびり過ごせるフェリーは
メリットがあるかと思います。
船内は広々とした
じゅうたん席があります。
ゆったり足を伸ばしたり
寝ころがることもできます。
お弁当を食べたい方には
4人掛けテーブル席も
数は限られますが用意があります。
PCを持ち込むビジネスマンには
AC100Vコンセントと読書灯を備えた
パーティション付の席もあります。
船内はFreeWi-Fiも
完備しているので便利ですね。
グリーン席では
オットマン&収納テーブル付き
リクライニングシートで
ゆったり過ごせます。
その他にも、ベビールームや売店、
紀伊水道を一望できる展望デッキもあり
船内施設は充実しています。
南海フェリーは予約なしでも乗れるの?
南海フェリーは、乗り場の近くに
きっぷ販売所があり、
ドライブスルーで
きっぷを購入することもできます。
GWなどの連休中は
かなり混雑するようですが
空いている日にはゆったり乗れます。
きっぷの購入は出港の
30分前までとなります。
車を乗せる場合は
車検証も必要になります。
南海フェリーの料金は高速道路よりも安い!?割引もある?
料金については以下の通り。
(燃料油価格の高騰により、
2019年2月1日乗船分から
運賃が改定されています。)
・大人一人:2,200円
・小学生一人:1,100円
・自転車:800円
・原動機付き自転車(125cc未満):1,400円
・750cc未満(手荷物扱い):2,000円
・750cc以上(手荷物扱い)・2,600円
自動車の場合は
車体の大きさによって
金額が変わります。
こちらはドライバー込みの料金となり、
同乗者がいる場合は、
別途料金が発生します。
・3m未満:6,050円
・4m未満:7,850円
・5m未満:9,850円
高速道路を利用した場合と
どちらが安いでしょうか…?
普通車の場合は和歌山~徳島間の
ETC料金が約6,000円。
距離にして200kmほどの
道のりになりますので、
燃費13km/lとすると、
約15リットル消費する計算で、
ガソリン1リットルあたり、
130円とすると1,950円。
ETCと合わせると、
約8,000円掛かります。
フェリーでは
5m未満の車であれば
ドライバー込で9,850円です。
家族旅行など、
同乗者が多い場合は、
高速道路を使った方が、
安く済むかもしれません。
しかし、南海フェリーは
お得な割引方法もあります。
コンビニ購入
比較的簡単に割引チケットが
手に入るのはコンビニです。
購入方法は…
コンビニ内の端末にある
JTBメニューを開きます。
「商品番号入力で直接購入」を選びます。
車両の場合は
「0104608」と入力し、
旅客の場合は
「0102806」と入力します。
確認画面をチェックし、
プリントされた紙をレジに出し、
支払いすれば完了です。
10%の割引になります。
JAF優待割引
JAF会員の方は、
事前予約+会員証提示で
車両と同乗者それぞれ
10%割引になります。
往復チケット
往復乗船券を購入すると、
14日以内であれば
10%割引になるようです。
チケット購入当日に窓口で
申請することができます。
学生割引
学生であれば
20%割引になります。
利用には、学校が発行する学割証
(学生・生徒旅客運賃割引証)が必要です。
発行された学割証に
必要事項を記入し、
和歌山・徳島営業所や
旅行会社の窓口で
乗船券を買う時に
提出してください。
福利厚生サービスの利用
福利厚生サービスのベネフィットや
pitapa(交通電子機器)提示で
割引を受けることもできます。
こちらであれば手間もなく、
楽に割引を受けられます。
福利厚生サービスが
対応している人には
おすすめですよ。
その他、メルカリや
ヤフオクなどで、
割引券をチェックするのも
いいかもしれません。
以前はHISでも1日20組限定で
20%割引のクーポン券が
あったようですが
現在では終了しているようです。
ですが今後また割引クーポンが
出るかもしれないので
南海フェリーを利用する際は
チェックしてみてください。
まとめ
今回は、南海フェリー
について紹介しました。
ビジネス利用でも、
車の旅行での利用でも
ゆったり過ごせる点では
とてもおすすめです。
また、2019年12月からは新造船
「フェリーあい」が就航します。
新しい船でさらに
快適に過ごせるはずです。
この機会にぜひ一度
利用してみてくださいね。